「妻は子どもを虐待していた」裁判で平然と嘘を並べる夫…それでも妻が前を向けた理由
夫と別れると決意しても、その先には調停や裁判という現実が待っていました。
「妻は子どもたちを誘拐した」「妻は自分を悪者にしている」
モラハラ夫は、自分に非があることを決して認めません。それでもTさんは、子どもたちの笑顔と、自分自身の人生を取り戻すために、一歩ずつ前へ進み始めていました。しかし、裁判で夫が驚きの陳述書を公開し……。
本記事の前編>>モラハラ夫が別れてくれない。「ママ、また怒られてるの?」子どもの変化に限界を感じ、離婚調停を起こしたけれど
モラハラ夫との離婚が困難な理由
そもそも、なぜモラハラ夫は離婚に応じないのでしょうか。モラハラ夫にとって、妻は「対等なパートナー」ではありません。支配し、コントロールする対象なのです。だからこそ、妻が自分のもとを離れることは、“支配を失うこと”を意味します。
離婚を拒むのは、愛情があるからではありません。自分の思いどおりにならないことが、許せないのです。
調停は不成立となり、Tさんは裁判へ進むことになりました。「裁判になれば、また仕事を休まなければならない」そう考えたとき、Tさんは途方に暮れそうになったといいます。そして悩み抜いた末、会社にすべてを打ち明ける決心をしました。
離婚がうまく進んでいないこと。調停が不成立になり、裁判になること……。正直に話すのは、本当に勇気が必要でした。こんな話をしたら、職場でどう思われるだろう。面倒な人だと思われるかもしれない。最悪の場合、居づらくなるかもしれない。
そんな不安でいっぱいだったのです。けれど、上司も同僚も、黙って話を聞いてくれました。そして最後に、「大変だったね。応援してるよ」そう言ってくれたのです。
たった一言でした。
でも、その言葉が、どれほどTさんの支えになったかわからないといいます。家を出てからのTさんは、ずっと孤独と戦っていました。だからこそ、「応援してる」という言葉が、心を支える確かな力になっていたのです。
裁判での、夫の驚きの陳述書 次ページ
続きを読む
【注目の記事】
スポンサーリンク















