「スマホ=悪」と決めつけた先に待つ未来とは?「スマホを取り上げる」以上に大人が気をつけることとは
一番危ないのは「良いか悪いか」の判断軸のみで思考をすること
ここで一つ、はっきりさせておきたいことは、スマホが良いか悪いかに囚われること自体が、一番危険であるということです。
なぜなら、その瞬間に私たちは“目の前の子ども”を見なくなるからです。正論はとても強いです。「依存はよくない」「制限すべきだ」。どれも正しいです。だからこそ、私たちは安心して語気を強めてしまいます。
「私たちは正義である。あなたがおかしい」と。こうなってしまうと、通るものも通らなくなってしまいます。正しさに寄りかかりすぎたとき、私たちの関わりは雑になってしまいます。これは会社の上司部下の関係性でもよく見られます。できてない少数の部下がいれば、「他ができているのだからお前が悪い。なんとかしろ」というマネジメントになってしまうのです。いやいやそんな、と思われるかもしれませんが、これは現場で多く見られるマネジメントです。自分たちが正義の側にいる時、言葉や態度はどんどんと鋭利になっていくものなのです。
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