「伺います」と「参ります」どちらを使うべき?意外な敬語の間違いと意味
敬意を払う相手が誰なのかをより明確に意識して
以上を整理します。謙譲語には二つあります。
①「話題の主」が尊敬対象の場合 → 「伺います」「お目にかかる」(謙譲語I)を使います。
- 先方に伺います
- ぜひお目にかかりたい
②「聞き手」が尊敬対象の場合 → 「参ります」「お会いする」(謙譲語Ⅱ)を使います。
- 先方に参ります
- ぜひお会いしたい
この二つの条件が重なる、話題の主がまさに今話している相手という場合はどちらでも可です。でも①の方が直接的なので、①の言葉を使う人が多いですね。
話し相手のオフィスなら「伺います」を
初めの問いに戻りますね。アポイントの確認をするとしましょう。
- 「明日、オフィスに伺います」
- 「明日、オフィスに参ります」
この二つの違いは、1のオフィスは先方のオフィスであること、2のオフィスは、どこのオフィスでも良いということです。ですから、アポイントの確認をしている先方のオフィスに行く場合は、1の「伺います」、アポイントの確認をしている先方のオフィスではなく、よそのオフィスの話の場合は2の「参ります」を使うのです。
どうでしょう? まずはこの「伺う」と「参る」や、「お目にかかる」と「お会いする」で練習してみましょう。言葉は道具。使わないと使えるようになりません。「ご飯」を「お飯」と言わないのと同じような感覚になるまで何度でも使ってみることが大切です。
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