ストレスには種類がある?1つは「ヘルシーストレス」、もう1つは?
生きていくうえでストレスは、あって当たり前。でもストレスをため込まないことが大事なのです。ストレスをため込まないためには、どうすればいいのでしょうか? ストレスに関する書籍の多くは、「ものごとを前向きに受け止める」「〝こうあるべき〟ではなく、柔軟に考える」など、心からストレスにアプローチする方法を紹介しています。でも本当にストレスできつい思いをしているときに、心の在り様を整えるのはけっこう大変です(以上書籍より抜粋)。
そこで今回は、腸研究の第一人者、松生恒夫先生による著書『大丈夫! 何とかなります ストレスは解消できる』から腸の状態を整え、腸へのストレスを減らすことで、脳や心を元気にする方法をピックアップしてお送りします。【腸と健康 #1】
何をストレスと感じるかは個人差がある
体や心に外から加わる刺激はストレッサーと表現するのが正確なのですが、私たちは一般的にストレッサーのことをストレスと呼んでいるので、ここでもストレッサー=ストレスと表記して説明します。さてストレスにはさまざまな種類があり、何をストレスと感じるかは人によって異なります。気温を例にとってみましょう。夏は25~28℃ぐらい、冬は18~22℃ぐらいが快適な室温の目安だと言われています。でもこれはあくまでも目安で、この温度を快適だと感じるか、「暑い」「寒い」と感じるかは人それぞれです。
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