コロナワクチン2回目の副反応「高熱で錯乱した夢にうなされまくった」
着々と進む新型コロナワクチン接種。副反応の体験談も多数挙がるようになりました。
グローバル製造業の400人規模の事業所に勤務する山本アキヒロさん(42歳・厚木市)は職域でモデルナ製ワクチンを接種しましたが、「大変なめにあった」そうです。その経緯を聞きました。後編です。
前編はこちら*このシリーズでは接種にまつわる「生の声」と「実際にそれぞれの方が行った副反応対策」を可能な限りそのままお伝えするため、個人の感覚や推測等に基づく発言もそのまま掲載しています。十分ご留意の上、お読みください。
2回目、まさかの「接種会場にたどり付けない」ピンチ
2回目の接種はそれから4週間後の7月30日(金)。
「1回目のリンパの腫れが本当に辛かったので、2回目の問診では脇の下が腫れたことを丁寧に書きました。でも、医師には、へー、抗体ができてるんですね、と流されました」
それよりも、この日はこの夏らしく、大雨で電車が止まるという大アクシデントが発生。再開の見込みが立たないため急遽ルートを探し直し、タクシーで違う路線まで移動、会場には遅刻で到着したのが大変だったそうです。
「この2回目接種を逃すと次がいつになるかわからないから必死でした。結果的にはあとから追加の職域接種が募集されましたが、このアクシデントがあったのでなんだかテンションもおかしくなりました」
そのせいもあるのでしょうか、2回目は接種後すぐ肩が痛くなりました。熱が上がり始めた夕方からロキソニンの服用を開始しました。
丸一日、高熱のとき特有の錯乱した夢を見てうなされた
「ですが土曜の正午に計ると38.5℃まで熱が上がっていました。夕方がピークで38.8℃、この日は1日ずっと高熱のときに見る錯乱した夢を見ながら寝ていました。肩にはモデルナアームとして知られる赤い腫れが出て、おお、これかと思いました」
ここまでの高熱を出すのは10年ぶり。でも、夕方からは徐々に落ち着き、日付が日曜に替わる頃には37℃まで落ちていました。熱が下がるとともに肩の痛みもひき、日曜の日中は36℃台に下がりました。今回も取っておいた月曜の特別休暇も満喫する元気はなく、休養して終わったそうです。
そもそも日ごろ風邪をひくことがないため、今回はじめて体温計を買ったというアキヒロさん。何か副反応の準備はしましたか?
「家には常備薬もないので、同僚に教わって、1回目の接種の帰りにロキソニンを買いました。2回の接種を通して4時間ごとに飲みました。飲んでなかったらもっと熱が出たんですかね?ファイザー接種済みの友人から、副反応は本当につらいから飲み物を買っておけと散々言われたので、粉末のポカリ、冷えピタを買いました」
いっぽうで、食べ物は特別なものではなく、いつも買っている干し芋や鶏むねをちょっと多めに用意したそうです。
「昔から、病気したときは無理してでも食べて回復させてきたので、今回もイケるだろうと。実際イケました」
想像の何倍もつらいワクチン接種でしたが、3回目があったらどうしますか?
「迷わず打ちます。大手を振って休めるのもあるし、ブースト効果はあるみたいなんで、むしろ打っておきたいですね」
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