
これ、なんと読む!?「幸甚」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「幸甚」です。
「幸甚」の読み方は?
「幸い」の形であれば「さいわい」と読むことができますが、「幸甚」を「さいわい」と読むことはできません。「幸甚」は主に書き言葉で用いられることもあり、その読みに馴染みがない人は決して少なくないはずです。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「こうじん」です。
「幸甚」は
この上もない幸せ。大変ありがたいこと。また、そのさま。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
手紙などで用いられる際は、「幸甚の至り」「幸甚に存じます」などと表されることが多いです。
「はなはだしい」の送り仮名は問題ありませんか?
「幸甚」の「甚」といえば「はなはだしい」という読みが馴染み深いのではないでしょうか。ただ、「はなはだしい」や「うけたまわる」などの送り仮名が合っているかどうか時々不安になる人もいるのではないでしょうか。
以下の言葉で送り仮名が正しいのはどちらでしょうか。
- 甚い
- 甚しい
- 甚だしい
- 承る
- 承わる
- 承たわる
正解は「甚だしい」と「承る」です。
「甚」を用いた意外な言葉
「甚」の訓読みは「はなは(だ)」「はなは(だしい)」それと、常用漢字表外の訓読みではありますが「いた(く)」があります。
なお、「甚だ」の意味は
程度をひどく超えているさま。大いに。非常に。たいそう。
引用元:はなは–だ|言葉|漢字ペディア
で、「甚く」の意味は
たいそう。非常に。ひどく。ふかく。
引用元:いた–く|言葉|漢字ペディア
で、「甚だ」も「甚く」も意味はほぼ同じです。
「甚」を用いた言葉の中には意外なものもあります。それが「甚振る」です。なんと読むかわかりますか。この際の「甚」は「いた」と読みます。
「甚振る」は「いたぶる」と読みます。“①おどして金品をまきあげる。ゆする。 ②いじめる。(引用元:いたぶ–く|言葉|漢字ペディア)”を意味する「いたぶる」は漢字で表すと「甚振る」になるのです。これは、甚く振る、ひどく振る、という意味からきています。
「いたぶる」はどちらかというと、使うことも使われることも避けたい言葉ではありますが、本記事をきっかけに「甚」を用いる言葉であることを思い出していただけると幸いです。
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