不用品の処分は 鮮度が高いうちにすませる【ADHD女子#38】

じっとしているのが苦手、集中が続かない、衝動的に行動してしまう…ADHDと診断されていなくても、このような特性をかかえることで「生きにくさ」を感じている人は多くいます。今回は、臨床心理士による著作「ADHD脳で困っている私がしあわせになる方法」から、「ツライ」を「楽」に変えるヒントをお送りします。

郵便物や洗濯物はその場で処理。おいたら最後 、風景になる

散らかった部屋からモノを減らしたとしても、

同じ速度でモノが侵入してきたら、 部屋はカオス状態を維持し続けます。

不要なものを部屋に 「おく」 のはやめましょう。

ゴミは、 ゴミになった瞬間に、 ゴミ箱に捨てます。

DMなどの郵便物は、 靴を脱いだ直後に開封し (玄関にハサミを1本用意。使ったらすぐ戻す)

リビングまで歩きながら中を出し、 不要なら即座にゴミ箱へ、 必要なものは 「一時保管箱」(後述) に入れます。

この一連の流れは絶対です。

これが終わるまで私は絶対にコートを脱がないし、 エアコンもつけません。

うっかりどこかにおいたら最後、 一生そのままです。

洗濯物もとり込んだ瞬間にたたみます。

一時おきしたら最後、 カオスな風景にとけ込みます。

お菓子の袋もペットボトルも鼻をかんだティッシュも、 役目を終えた瞬間にゴミ箱へ。

ゴミがたまりやすい場所にゴミ箱をおくのも一つの手です。

 

「メルカリ待ち」「フリマ待ち」で洋服を熟成させていませんか?

不要な洋服やバッグ、 本などは売ってしまうのもいい方法です。

でも、 私にとってメルカリやフリマはむずかしかった。

売る前の手続きが多すぎるので、 めんどうになってしまい

「いつか売ろう」 の紙袋が3つも4つも並ぶ結果になってしまいました。

最近私はリコマースを利用しています。

リコマースは、 注文する段階で荷物の引きとりの日時を入力しなくてはいけないのです。

つまり、 締め切りが決まっている。

何がなんでもその日までに、 不要な衣類を段ボールに詰め込まなくてはいけません。

この 「何がなんでも!」 と追い込まれることが大事です。

「準備ができたらご連絡ください」

というシステムなら、 10年たっても連絡しないに違いないからです。

 

>>次へ(3/10  20:30更新)

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