漢方薬剤師が教えます!「更年期の声枯れ」試してみるといい漢方はどれでしょう?

更年期女性のお悩みのひとつに「声枯れ」があります。

今回は、更年期の声枯れの改善法について、「あんしん漢方」の薬剤師・清水みゆきさんに教えてもらいました。

 

更年期の声枯れ。試してみるといい漢方はどれでしょう?

「気のせいだろう」

「そのうちよくなるだろう」

そう軽く思いがちですが、声がかすれた状態をそのままにしておくと、仕事や日常生活に大きな支障が出るかもしれません。

更年期のさまざまな症状改善には、婦人科の治療で使われている、自然由来の漢方薬がおすすめです。

 

更年期には、加齢による声帯の筋肉の衰えに加えて、女性ホルモンの減少で声帯がむくんだり、緩んだりすると考えられています。

女性ホルモンが関連している場合や潤い不足が原因の場合は、漢方で声枯れの改善、つっかえ感の軽減が期待できるでしょう。

また、漢方医学では、乾燥や余分な熱による肺の潤い不足やストレス、過労、風邪などが声枯れの原因ともされています。

漢方薬はこうした心とからだ全体のバランスの乱れを回復させ、声枯れだけでなく、更年期のさまざまな不調も改善します。

 

不調の改善だけでなく、根本的な体質改善を目的としている漢方薬は、自然由来の成分がからだにやさしく働くため、毎日のむだけで症状の解決と根本的な体質改善を目指せるでしょう。

 

このほか自分でできることとして、のどのトレーニングもよいかもしれません。

漢方的には陰虚、肺(五臓六腑の肺)の潤い不足による声枯れの場合は肺を労わる養生をおすすめします

 

漢方薬で、張りのある声を取り戻してみてはいかがでしょうか。

更年期の声枯れの改善には、以下の漢方薬がおすすめです。

<更年期の声枯れにおすすめの漢方薬>

  • 麦門冬湯(ばくもんどうとう):のどや口腔内の乾燥、咳が気になる方に。
  • 響声破笛丸(きょうせいはてきがん):のどの不快感やしわがれ声が気になる方に。
  • 柴朴湯(さいぼくとう):のどの違和感や咳、精神不安が気になる方に。

ひとつ注意点として、漢方薬を選ぶ際は、ご自身の体質・状態に合っているかがとても大切です。うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。

どの漢方薬が自分に向いているのかを見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめです。漢方薬局や病院へ足を運ぶのは敷居が高い、対面では相談しにくいという方は、「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。

AI(人工知能)を活用したオンライン漢方サービスなら、気軽に漢方のプロに相談できます。お手頃価格で個人に効く漢方を見極め、自宅に郵送してくれますよ。

あんしん漢方https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

更年期の声枯れの悩みから抜け出そう!

40~50代のかすれ声やのどの違和感は、更年期が原因かもしれません。

ひとりで悩まずに専門家に相談してみませんか?

漢方薬でからだの内側からバランスを整えて、更年期も元気な笑顔で過ごしていきましょう。

<この記事を書いた人>

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師 清水みゆき

漢方薬・生薬認定薬剤師  JAMHA認定ハーバルセラピスト

製薬企業の研究所勤務を経て、漢方調剤薬局に8年間勤務。漢方薬の服薬指導、食事や養生法での健康づくりのサポート、ハーブティーやアロマの相談販売に従事。

現在も漢方調剤薬局で薬剤師として働きながら、「ママのためのやさしい漢方」のサイト運営や漢方やハーブの通信講座やセミナー講師としても活動中です。

●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

●漢方女子:https://www.facebook.com/kampojoshi/

続きを読む

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク