
「しょうる」ではありません。「障る」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「障る」です。
「障る」の読み方は?
「支障(ししょう)」や「故障(こしょう)」「障子(しょうじ)」などで用いられることから「障る」を「しょうる」と読んだ人がいるかもしれませんが、残念ながらそれは不正解。
「障る」単体だとなんと読むのか戸惑ってしまいますが、例文を見ると読み方が思い浮かぶかもしれません。例文には「仕事に障る」「出世に障る」「夜ふかしは体に障る」などが挙げられます。
正解は……
「さわる」です。
「障る」とは
①さまたげとなる。
②不快になる。
③悪い影響をあたえる。害になる。出典元:さわ-る|言葉|漢字ペディア
という意味です。②の意味の場合は「触る」とも書きます。
「障」の読みは
- 音読み ショウ
- 訓読み さわ(る)(常用漢字表外)へだ(てる)・ふせ(ぐ)
です。常用漢字表に認められていない読みに「へだ(てる)・ふせ(ぐ)」がありますが、「さわ(る)」は常用漢字なのでおさえておきましょう。
「障る」と「触る」は「〜ざわり」の形では、「〜障り」は悪い意味に、「〜触り」は良い意味に使われます。
言われてみると納得です。例えば「目障り」は
1 物を見るのにじゃまになること。また、そのものや、そのさま。
2 見て不快であること。また、そのものや、そのさま。出典元:小学館 デジタル大辞泉
で、悪い意味で用いられています。
また「肌触り」や「手触り」といった表現が用いられるとき「柔らかい肌触り」や「優しい手触り」など、悪い意味で用いられている印象はありません。
なお「耳ざわり」の「さわり」もまた「触り」と「障り」で意味が異なります。「耳触り」であれば「話・物音を聞いて受ける感じ」となりますが、「耳障り」となると「聞いて気にさわること。また、聞いて不快なこと」となります(出典元:金田一春彦・金田一秀穂編『学研現代新国語辞典改定第四版』)。
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