コロナにかかった覚えがなくてもあり得る「コロナ後遺症」どの漢方がオススメ?
新型コロナウイルス(以下、コロナ)に感染後、回復したはずなのに「だるさが続く」「頭がぼんやりして集中できない」といった悩みがありませんか?
WHO(世界保健機関)では、コロナ後遺症を「新型コロナウイルスに罹患した人にみられ、少なくとも2か月以上持続し、また、他の疾患による症状として説明がつかないもの」と定義しています。
代表的な症状には、倦怠感や集中力の低下、咳、頭痛、睡眠障害、嗅覚や味覚障害などがあります。
今回は、コロナ感染後に起こる後遺症のひとつである「倦怠感」「集中力の低下」の改善法について、「あんしん漢方」の薬剤師・清水みゆきさんに教えてもらいました。
前編『コロナ後遺症「みんな疲れてる!コロナのせいにするな」理解されない苦しみを解決した方法とは?』に続く後編です。
コロナ後の倦怠感や集中力の低下に悩むなら漢方を試してみて!
コロナ後遺症でよくみられる「倦怠感」「集中力の低下」の改善には、内科や心療内科でも治療薬として使われている漢方薬がおすすめです。
倦怠感は、胃腸のはたらきの低下やストレスや過労などにより生じると考えられています。
また、ストレスや過労などにより血管が収縮して血流が悪くなり、脳に酸素や栄養が十分に行き渡らないと、集中力に悪影響を及ぼします。
これらの不調の改善には、「消化・吸収機能をよくして栄養や酸素をいきわたらせる」「自律神経のバランスを整える」「血流をよくして、免疫力を高めたり、脳の働きを改善したりする」などの働きをもつ生薬を含む漢方薬が選ばれます。
コロナ後の低下してしまった免疫力を高めることで、倦怠感や集中力の低下だけでなく、頭痛や不眠など、コロナ後遺症のさまざまな不調を同時に改善することも可能です。
自然成分がからだにやさしく働く漢方薬なら、毎日のむだけで、お悩みの症状を解決し、根本的な体質改善も目指せるでしょう。
コロナ後の倦怠感や集中力の低下の改善には、以下の漢方薬がおすすめです。
<コロナ後の倦怠感や集中力の低下で悩む方におすすめの漢方薬>
- 補中益気湯(ほちゅうえっきとう):胃腸の不調や食欲不振が気になる方に。
- 十全大補湯(じゅうぜんたいほとう):貧血や手足の冷えが気になる方に。
- 加味帰脾湯(かみきひとう):不眠や不安感が気になる方に。
ひとつ注意点として、漢方薬を選ぶ際は、ご自身の体質・状態に合っているかどうかがとても大切です。
うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。
どの漢方薬が自分に向いているのかを見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめです。
漢方薬局や病院へ足を運ぶのはハードルが高い、対面では相談しにくいという方は、「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに一度相談してみるのもいいでしょう。
AI(人工知能)を活用したオンライン漢方サービスなら、気軽に漢方のプロに相談できます。
お手頃価格で個人に効く漢方を見極め、自宅に郵送してくれますよ。
●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=222433c1oton0114
コロナ後遺症から抜け出そう!
コロナ罹患後に続く「だるい」「集中力が低下した」といった不調。
我慢せずに専門家に相談してみませんか?
漢方薬でからだの内側からのバランスを整えて、毎日を笑顔で過ごしていきましょう。
<この記事を書いた人>
あんしん漢方薬剤師
清水みゆき
漢方薬・生薬認定薬剤師、JAMHA認定ハーバルセラピスト。製薬企業の研究所員を経て、漢方調剤薬局に8年間勤務。漢方薬の服薬指導、食事や養生法での健康づくりのサポート、ハーブティーやアロマの相談販売に従事。現在も漢方調剤薬局で薬剤師として在勤しながら「ママのためのやさしい漢方」のサイト運営や漢方やハーブの通信講座やセミナー講師としても活動中。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。
●あんしん漢方(オンラインAI漢方): https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=222433c1oton0114
スポンサーリンク