「なんかこれ違くない?」発達障害の娘が“ジェネリック薬”に見せた敏感な反応、その理由とは

こんにちは、ライターの岡本ハナです。

私の長女は、ADHDと強迫性障害を併せ持つ、いわゆる発達障害児ちゃん。

彼女が薬を飲み始めたのは、小学1年生のころ。最初は半錠から始まり、やがて1錠に。その後、さらに増薬の提案を受けましたが、私は「様子を見ます」と毎回やんわり断っていました。薬に頼ることへの抵抗感があったんです。

でも、そんな私の“こだわり”が、実は娘にとって良くなかったのでは……。そう痛感した出来事を、今日はお話しします。

<<本記事の前編:発達障害の娘を育てる私が、他人から言われて一番つらかった言葉。治療にも影響した、その一言とは

 

何気なく選択したジェネリックで…

医師のすすめで、薬を2錠に増量することになったときのこと。いつもと違う薬局で処方してもらうと、「ジェネリックしかありません」と言われました。

成分は同じと説明されたので、そのまま受け取りました。

しかし、娘は薬を見るなり「なんかこれ違くない?」と不安そうな顔。

「見た目はちょっと違うかもしれないけど、中の成分は同じらしいよ~」と言い聞かせて服薬させましたが、数日後から情緒が不安定に。入眠の困難やイライラ、食欲の偏りが顕著に見られました。

 

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