「高3で不登校になるなんて」生徒会長にスタバでバイト、優等生の娘がなぜ!?復学支援も頼りにならず、母親が抱えた苦悩とは

2026.04.19 LIFE

こんにちは。「1人も見捨てない子育て手札の提案者」として年間数百件以上の子育て相談に乗っているきのぴー先生です。児童自立支援施設に併設された小中学校に勤務し、生徒指導主任を務めました。愛情や正論だけではなかなかうまくいかない子どもとの関わり。この連載では、理想論や正論だけでは届かないところにある、泥くさい現場で培ってきた子どもとの関わり方のヒントをお届けしていきます。

【きのぴー先生の子育て手札 #3】

 

生徒会長までつとめた子供。「まさか、うちが不登校に?」と受け入れられなかった日

「不登校とか引きこもりとか。それは、どこか別の世界の話だと思っていました」

 

そう語ってくださったのは、19歳の娘さんを育てるお母さんです。Sさん(仮名)は、小学校から高校まで、特に大きな違和感もなく育ちました。高校2年生では生徒会長。アルバイトはスターバックス。周りから見れば、順調そのものだったはずです。ところが、高校3年生のある日、突然学校に行けなくなりました。当時は友人関係のトラブルを原因として挙げていたそうです。しかし今振り返ると、それは原因というより引き金だった気がしているそうです。

 

「学校に行けないのはよくないこと」「なんとか這ってでも行かなければ」Sさんはそう思い、懸命に登校しようと試みましたが通えず、通信制高校へ転入。なんとか大学へ進学するも、大学1年生の前期で休学。状況は思うように好転しませんでした。

 

▶復学支援も病院も効果なし

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