コンビニ材料だけで罪悪感ゼロの簡単「チゲ鍋」!サバ煮缶がすごい【21時の残業レシピ】

2018.12.21 FOOD

プロダクトデザイナーときどき料理人の辻村哲也です。「21時からのひとりごはん」連載4回目は、この時期に嬉しい簡単鍋。サバ水煮缶とキムチ、豆腐を韓国風の鍋に仕立てます。冷凍ほうれん草で同じく韓国風のナムルも作ります。彩りと味のアクセントの青ネギもカットされたものを使えば、今日は包丁まな板なし、火もひと口だけで作れますよ。

 

サバ水煮缶はえらい!

「21時からのひとりごはん」のための今回のポイントは、前々回に引き続き「魚は缶詰と加工品に頼ろう」です。

肉ばかりより、魚も適度に食べた方が健康にいいらしい。とはいえ遅く帰ってきて魚を料理するのはなかなかハードル高いですよね。その点、缶詰や加工品なら日持ちもするし生ゴミも出ないのでなにかと気楽です。

中でも僕がよく使うのがサバの水煮の缶詰。サバ水煮缶はその名の通りサバを水で煮たもの。表示を見ると原材料はサバと塩だけ。なのに、えっそれどこからきたの?というほど旨味たっぷり。もちろんそのままでも食べられますし、七味マヨとカイワレでも添えたら立派なおつまみに。また煮汁には旨味がしっかり含まれているので汁物にするのもいいです。

 

「原材料名:さば、食塩、(一部にさばを含む)」さばにさばを含む??

そんなサバ水煮缶、旨味は強いのですが、ふんわりしていてキレがないようにも感じます。また、ものによりたまに魚臭さを感じることも。なので僕は、辛味(唐辛子、胡椒)、シャープな青臭さ(ししとう、ピーマン、カイワレ、ネギ類)、酸味(トマトなど)を一緒に使うことが多いです。今回はキムチの辛味を合わせます。

 

サバ水煮缶で簡単チゲ

工程は
1、冷凍ほうれん草をレンジ加熱し、調味料を混ぜる
2、ゴマ油でキムチを炒め、水と材料を入れて沸騰させ、ネギを散らす
です。

 

<本日の買い物(1人分)>
・サバ水煮缶(190g)1個
・絹ごし豆腐(100g)1個
・キムチ(約50gを使用)
・冷凍ほうれん草(約50gを使用)
・刻み青ネギ 適量

 

<その他の材料>
ナムル調味料
・ゴマ油 小さじ1/4
・しょうゆ 小さじ1/4
・おろしニンニク 小さじ1/4(チューブなら0.5cm分)
・すりごま 小さじ1/2

チゲ用
・水 150ml
・砂糖 小さじ1/2
・おろしニンニク 小さじ1/2~1(チューブなら1-2cm分)
・しょうゆ 少々
・七味唐辛子

 

<作り方>
耐熱容器に冷凍ほうれん草を入れ、500w電子レンジで約1分加熱、水にさらして絞り、ナムルの調味料を混ぜておく。

袋の表示通りに解凍しましょう

 

キムチは大きければ一口大に切るが、コンビニの小さいパックのものならそのままでOK。

鍋を中火にかけてごま油を引き、キムチを30秒~1分ほど炒める。

キムチは炒めてから使うほうが美味しいです

 

おろしニンニクを加え一混ぜする。水、鯖缶を汁ごと、豆腐を入れて軽く崩し、砂糖を入れて中火で沸騰させる。沸騰後弱火にして1分ほど煮たら、味をみてしょうゆで調整(サバ缶とキムチに塩気があるので少量でOK)

中まで温まればOK

 

火を止め刻みネギを散らし、七味唐辛子をかける。

 

<メモ>
今回は土鍋で作りましたが、もちろん普通の鍋でも。土鍋は急激な温度変化に弱く、割れる可能性もあるので不安な方は普通の鍋で。

青ネギの残りは冷凍しておくと、少量ずつ使えて便利です。また切ってない青ネギを使う場合、3cmくらいの長さに切って入れても。またあればニラや春菊を入れても美味しいです。

 

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