熊切あさ美、46歳。更年期でホルモン補充療法を始めて、イライラ、ほてりと不安感の改善以外に起きた「予想外のうれしい変化」とは

2026.07.14 LIFE

更年期でピルからホルモン補充療法へ

――46歳になられて、更年期による体の変化は感じられていますか?

じつは1年ほど前にホルモン補充療法(HRT)を始めました。イライラする、疲れやすい、体がほてるといった症状が出てきたんです。40歳を過ぎるまでは、月経の出血があまりに多くて、低用量ピルを服用していました。1ヶ月のうち「2日目」のような状態がずっと続いたことがあって、病院で勧められたのがきっかけです。ただ、40歳を過ぎると、ピルには血栓症などのリスクが伴うようになると聞き、主治医と相談して、ホルモン補充療法(飲み薬と貼り薬)に切り替えました。女性ホルモンの数値を測ってみるとやはり数値が低くなっていて、「これくらいの時期に閉経を迎えるだろうね」といった具体的な話も医師から聞けました。自分の状態を客観的に把握できるのが一番の安心材料になっています。

 

――ホルモン補充療法の効果はいかがですか。

治療を始めてから、精神的な不安感が少なくなって、イライラしても立て直せるようになりました。肌のトーンが明るくなったのも実感しています。髪質が良くなったようにも感じますし、医師からは「ホルモン補充は骨を丈夫に保ち、この時期に急激に進む老化を防ぐ助けにもなる」と伺いました。もちろんホルモン補充は副作用や人によってはリスクもあります。私の場合、若い頃からかかりつけの婦人科があって、信頼できる医師がいたことで、治療への不安がなくなりました。また、最近は女優さんやモデルさんがホルモン補充をしていることを公表されるようになったので、「自分だけではないんだな」と思えました。

 

――クインケ浮腫の悩みも報道されていました。

44歳の時にようやくクインケ浮腫*だと診断がついたのですが、それまでは原因がわからず15年以上、目元や顔が突然腫れる症状に悩まされていたんです。まぶたがふさがるほど腫れあがり、撮影ができなくなってしまい、たびに仕事に支障をきたしていました。アレルギーや疲労、ストレスなどが原因と言われていますが、はっきりしたことはわかっていないそうです。今は月1回の注射と薬の処方で症状がでないように気をつけています。肌も弱いので、なかなか自分に合う化粧品が見つからず、ついには自分が使えるオールインワンの化粧品も開発しました。

* 編集部注:クインケ浮腫(血管性浮腫)は、主に皮膚の深部や粘膜下の組織に液体が溜まることにより急激な腫れを引き起こす病気です。突然発症し、特定の部位に限定されるのが特徴です。遺伝的要素を持つ遺伝性血管性浮腫(HAE)と、外部刺激やアレルギー反応による後天性のタイプがあります。

 

ここまでは、46歳になった熊切あさ美さんに崖っぷち時代から現在までを振り返ってもらい、更年期症状や持病のクインケ浮腫との付き合い方についてお話を伺いました。つづく後編『熊切あさ美・46歳「出産年齢を過ぎたらラクになった!」崖っぷちを乗り越えたの「受け流す」生き方』では、40代後半になった今の結婚観や、過去の破局騒動を経てたどり着いた恋愛観について赤裸々に語っていただきました。

>>つづき【後編】はこちらから読む
『熊切あさ美・46歳「出産年齢を過ぎたらラクになった!」崖っぷちを乗り越えたの「受け流す」生き方』

 

 

熊切あさ美

1980年6月9日生まれ、千葉県出身。A型。1998年、アイドルグループ「チェキッ娘」のオーディションに合格し、デビュー。翌年、同グループ卒業。以降、多数のバラエティ番組などで活躍。2021年より「じっくり聞いタロウ〜スター近況(秘)報告〜」(テレビ東京系)のレギュラーMC。YouTubeチャンネル「熊切マッコイの不毛な時間」配信中。2026年、フジテレビ月9ドラマ「サバ缶、宇宙へ行く」にレギュラー出演。最新刊は「元祖崖っぷちアイドルの熊切あさ美が、全肯定BODYを手に入れた理由」(主婦と生活社)。

 

取材/垣内栄 撮影/矢島泰輔(トップ写真)、山田智絵

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