
堀ちえみ、闘病告白で考えた真の女子力とは何か。
真の女子力とは?
女性の強さ、すごさを闘病を通じて、私も感じたことがあります。
私はひねくれているので、個人的なことをほとんど他人に話さないタイプですが、家族の中の誰かが病気だと、自分もまともな日常生活が送れなくなります。スーパーに買い物に行って、献立を考えて、食事を作るというのは平和の産物です。頭が回らなくなったり、だるくて動けなくなったりして、病人におかしなものを食べさせることにもなりかねない。こんな時、たまたま会社員時代の先輩に話したところ、「〇時までに献立を決めてくれたら、買い物をして食材を届ける」とまるで仕事のように命じられたのです。先輩からタスクを出されたことで、頭が回りはじめ、結局は先輩に直接的なヘルプをしてもらうことはありませんでしたが、気にかけて話を聞いてくれ、うまく私のリズムを作ってくれたという意味で、助けてもらいました。親戚でも率先して助けてくれたのは、血のつながりのない叔母でした。血のつながりや、日ごろの関係性ともまた違う不思議な経験でした。
もし自分や周りが闘病することになったら、会社員の方であれば、社内やプライベートの友人など数か所で、事実だけをピンポイントで話してみたらいいと思います。もしかすると、あれ?という反応が返ってくるかもしれませんが(実際にそういう経験もしました)、その時はその時。必ず助けてくれる人はいます。
もちろん、私のケースはたまたまであった可能性もありますが、こういう経験をしなければ、女性の持つ機動力や連帯力に案外無自覚だったかもしれません。今では大分聞かなくなりましたが、女子力という言葉がはやったことがありました。料理がうまいとか、そんな感じの昭和にモテた女子的スキルのような意味で使われていたと思いますが、本当のウーマン・パワーって、こういうことを言うのではないでしょうか。
日本中でたくさんの人が闘病していることと思いますが、有名な人もそうでない人も、いい方向に向くことを願ってやみません。
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