お風呂でゴシゴシ洗っても落ちません!40代50代の「夏の体臭対策」に効果的な食品とは【皮膚ガス研究の第一人者が解説】

⚫️ 湯船にしっかり浸かる

夏はシャワーで済ませがちですが、それこそが夏バテ臭を悪化させる原因のひとつかもしれません。湯船にしっかり浸かることで、筋肉の疲労が回復し、副交感神経が優位になってストレスも緩和されます。どちらも夏バテ臭の原因に直接働きかけます。

 

推奨は38〜40度のお湯に15〜20分。入浴で体温が約1度上昇し、その後30分〜1時間かけてゆっくり下がっていく過程で眠りに入りやすくなります。良質な睡眠は疲労回復につながり、夏バテ臭の改善にも直結します。実際、夏バテ臭は夜間の睡眠によって改善されますが、睡眠の質が悪いと翌朝の起床時に増加する傾向があることもわかっています。「入浴→良い睡眠」のセットが、夏の体臭管理の基本です。

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⚫️ 日傘をさし、冷房を我慢しない

熱ストレスと紫外線が夏バテ臭の大きな要因である以上、これらを避けることが直接的な対策になります。晴天時の歩行実験で、日傘をさした場合、日なたに比べて夏バテ臭の増加が抑えられることが確認されています。外出時は日傘をさし、日陰を選んで歩くことを習慣に。

 

室内では、エアコンを適切に活用してください。不快指数が高ければ室内でも夏バテ臭は発生します。快適に感じられる室温の目安は夏で23〜26度。就寝時も途中で消さず、朝まで一定の温度を保てることが理想です。寝室が暑いままだと、寝ている間も体は体温を下げようと働き続け、自律神経は休むことができず、疲労が回復しにくくなるからです。

 

⚫️公園を1時間歩く

関根先生のグループが川崎市と共同で行った実験では、会議室と公園(緑地)でそれぞれ1時間過ごした後に皮膚ガスを測定したところ、公園で過ごしたグループだけがアンモニアの放散量が統計的に有意に減少しました。緑を見て、葉のこすれる音を聞き、木が発するα-ピネン(フィトンチッドの成分)の香りを吸い込む、という複合的な体験がストレスを和らげ、それが体臭の変化として現れたと考えられています。休日は、近所の緑の多い公園の中を1時間ほど歩いてください。

 

⚫️ 応急処置にはミョウバン水スプレーを

「今日は靴を脱ぐ場面がある」「座敷の席だ」というときの救急箱として用意しておきたいのが、ミョウバン水スプレーです。焼きミョウバン10gを水300mLに溶かし、1〜3日置いて透明になったら原液の完成。使うときは10倍に薄めてスプレーボトルに移し、靴下・靴の中・衣服に吹きかけるだけで、アンモニア臭がかなり軽減されます。制汗スプレーは汗臭には効果的ですが、血液由来の夏バテ臭には限定的なため、夏バテ臭対策としてはこちらのほうが有効です。

 

▶ニオイは「ごまかす」のではなく「体を整えて」

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