たった3日で背中や指の激痛が止まった。治療をすれば更年期は苦しくない【100人の更年期・リバイバル】後編

4年苦しんだ激痛がたった3日で消えた。私はこの医療を早く受けたかった

秋になり、今度はギックリ腰になってしまったリョウコさん。整形外科で治療を受けた際に改めてホルモン値も調べたところ、医師から「更年期の影響もあるかもしれません」と言われました。漢方では神経の痛みは取れなかったと話すと、パッチを貼るタイプのHRTを勧められ、始めることになりました。

 

「これがもう、劇的に効きました! しかもたった3日で! 毎日あんなに痛かった背中や指が、朝起きたとき、なんともないんです! 痛みのない毎日がこんなに幸せだったなんて。痛みがなくなったおかげで、気持ちまで明るくなりました」

 

通院を続けていたある日、看護師さんに「肌がキレイになりましたね」といわれたリョウコさん。

 

「HRTを始めてから、気のせいなのでしょうか、肌や髪もつややかになったように感じます。パサパサでまとまらなかった髪が、今はしっかりまとまります。心なしか、シワが減った気もします」

 

更年期は女性なら誰でも通る道。恥ずかしいことじゃない

HRTを始めて3日で辛かった症状が治まったリョウコさんは、更年期の症状に悩む職場の人へも治療を勧めたいと思っていますが、未だに話せていません。その理由は……?

 

「更年期の症状で辛いなんて言おうものなら『甘えている』『我慢するのが普通』と言われる職場なんです。だからみんな、あまり更年期の話題に触れようとしません」

 

具体的にどんなことが起きるのでしょうか?

 

「実はいま、ある女性上司がまさに更年期で。以前はなかったのに、書類を投げつけたり暴言を吐いたりするようになったんです。でも『更年期では?』なんて言ったら何をされるか怖くて、言えずにいます。本人が更年期だと認識して治療してくれたら、みんな楽になれるのに」

 

現在の更年期世代である45~55歳、特に50歳以上の世代は、まだまだ更年期を公表するのが憚(はばか)られる雰囲気の時代を生きてきました。リョウコさん、自分では更年期のことを言い出しにくい環境にありながらも、今回の取材に応じてくれた理由は?

 

「むしろこの環境にあるからこそ痛感することですが……更年期は女性なら誰でも通る道です。恥ずかしがらず、早く認識して、それぞれに合った治療をすることを勧めたい。治療はきっとご家族や同僚、みんなのためにもなるんです。それをみなさんにお伝えしたいです」

 

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