「俺は“会うな”とは言ってない!」気難しい人だからと我慢してきた妻が、ようやく気づいた夫との“ねじれた関係”
これまでのすべてが、答え合わせのようで
夫の舌打ちやため息。Yさんの話を否定すること、友人と電話しているときの嫌がらせ。出かけようとすると不機嫌になること、そして、「妻が病気になることを認めない」こと。一つひとつは違う行動に見えますが、すべてに共通しているのは、「妻には自分の思いどおりに動いてほしい」という強い支配心の現れです。
モラハラ夫にとって、妻は対等なパートナーではなく、自分の生活を快適にするために動いてくれる存在なのです。
家に帰れば、食事ができているべき。
自分が不機嫌なら、妻は静かにするべき。
自分が家にいるなら、友人より自分を優先するべき。
そんな考えがあるため、妻が自分の意思で行動すると、不機嫌になるのです。さらに厄介なのは、夫自身は「妻を支配している」とは思っていないことです。
このような夫たちからよく聞く言葉が「俺は友達と会うなとは言っていない」「出かけるなとも言っていない」というものです。確かに、言葉では禁止していません。しかし、妻が何かをしようとするたびに不機嫌になり、舌打ちをしたり、無視をしたりする。
その結果、妻が「やめておこう」と自分から諦めるようになれば、直接命令をしなくても、夫の望むとおりになります。夫は、言葉ではなく、不機嫌さによって妻を支配しているのです。
不機嫌を使って相手を支配するモラハラは、外から見えにくい 次ページ
この記事は
モラハラカウンセラー
麻野祐香
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