「俺は“会うな”とは言ってない!」気難しい人だからと我慢してきた妻が、ようやく気づいた夫との“ねじれた関係”
不機嫌を使って相手を支配するモラハラは、外から見えにくい
モラハラの怖さは、こうして少しずつ、「自分の気持ちよりも相手の機嫌を優先するようになってしまう」ことにもあります。
最初は、小さな我慢だったかもしれません。それが積み重なるうちに、自分の行動を夫の機嫌に合わせることが当たり前になっていきます。そして、いつの間にか、
「私はどうしたいのか」
ではなく、
「夫はどう思うだろう」「夫は怒らないだろうか」
を先に考えるようになってしまうのです。
Yさんは幸運なことに、相談できる友人がまだ残っていました。
友人と話したあと、すぐに離婚を考えたわけではありません。ただ、話したことをきっかけに、これまでの夫婦関係を見直すようになりました。
そして少しずつ、「夫の機嫌」と「自分の行動」とは関係ないのだと自分に言い聞かせ、夫と自分を切り離すことを始めています。
夫が不機嫌でも、友人との約束をキャンセルしない。何を言っても否定されるときには、無理に理解してもらおうとしない。体調が悪ければ、夫の食事よりも自分の体を優先して休む。長い間、夫の機嫌を最優先にしてきたYさんにとっては、どれも大きな一歩でした。
そして、徐々に、夫が不機嫌になっても「自分のせいだ」と思うことはなくなっていきました。
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この記事は
モラハラカウンセラー
麻野祐香
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