休日に自己嫌悪しがち…「休む=サボり」と思ってない?精神科医が警鐘を鳴らす、“休み下手”な人の「脳疲労」と「うつ病」リスク
正しい休み方、知ってる?
「慢性的に意欲がわかない」
「やる気がしない」
「倦怠感がずっとある」
自分が「うつ未満」だと考えている人は、こういったことをよく訴えるわ。この理由の一つに「休み下手」があると思うのよ。常に何かに追われているように、物事に取り組み、日頃からグッタリしてしまう。
その疲れは、休むことで回復させる必要があるのに、「休み下手」で回復できない。下手すると、休みにさらに疲れをため込んでしまう人もいる。
たとえば、休日なのに無気力でゴロゴロしてしまい、夕方になると「今日も何もできなかった」と自己嫌悪に陥る。これでは、心身のバッテリーが充電されないまま、ますます意欲が低下してしまうわ。
「休む=サボり」という呪い
では、なぜ「休み下手」な人が存在するのかしら?その理由は複数あるわ。まずは、価値観の問題。
一部の人は休むことが「悪いこと」だとすら感じている。特に自分だけ休むことは最悪。もちろん休みが必要なことは頭ではわかっているわ。
でもそれは、上手く働くための「必要悪」だと思っている。いたしかたのない「悪」だから、おちおち休むことができない。ましてや楽しむなんて論外。だから休みの日も、ちゃんと休めていない。
仕事中心の文化や育った環境で、「休む=怠けている」と刷り込まれている人も多いのよね。
そして「完璧主義者」もちゃんと休めないことが多い。彼らは「理想の休み方は何か」を探し、勉強し、実行しようとする。
せっかくの休みなのに、まるで仕事のごとくスケジュールを詰め込み、休みをバッチリこなさなければいけないかのように考えている。それは正直、休みではなくて別の仕事よね。
さらに、それが思うように出来ない場合、「ろくな過ごし方ができなかった」と自分を責めるオマケまでついてくる。一体なんということかしらね。
好きに過ごしていいはずの「休み」ですら、自分を責める道具にしてしまうんだから。完璧主義は、仕事だけでなく休みにも高い基準を課してしまい、結果的に燃え尽きる。
また単純に、「休む」ことの意味がよくわかっていない人もいる。こういう人は「休む」がわからない。わからないから、どうしていいのかわからない。当然上手く回復できない。
休みを「生産的な時間」にしようとして、趣味や旅行を詰め込みすぎたり、逆に何もせず罪悪感を抱いたりするパターンね。
こういう人は、休む技術を身に着けるだけで、「ウツ」から回復できる可能性があるわ。
休みとは「自分軸」を取り戻す時間
まずは、「休む=悪」から、自分の気持ちを解放してあげることが大切よね。
アテクシなんかは、正直「ずっと何もしないと疲れるから、適度に働く。それ以外は全部休み」ぐらいに考えているわ。休んでいる状態がデフォルトぐらいに思っている。
「しなければいけない」が存在しない状態が「休み」なのよね。つまり「気まま」でいる状態が休みなのよ。
もし何かやりたいことがあるのならやればいいし、何もしたくなければしなければいい。自分の心、本音を聞いて、それに従う。それが休みの本質なのよね。
そのためには「今の自分の気持ち」をちゃんと観察する。つまり、「休む技術」というのは極めて「自分軸」な行為なのよ。
ちなみに自分軸という言葉には、ちゃんとした定義があるわけじゃない。アテクシは「自分が納得した行動を選ぶこと」だと思っているわ。仕事をしているときは、いつも自分軸というわけにはいかない。
「しなければいけない」ことが日々わんさか湧いてきて、その対応をしているだけで疲れ切っちゃう。そして、だんだん何のために生きているのかわからなくなる人もいる。
だからこそ、自分軸に戻る時間が必要。それが休みなんだと思うのよ。
▶「脳疲労」のリスクとおすすめの休息方法
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