休日に自己嫌悪しがち…「休む=サボり」と思ってない?精神科医が警鐘を鳴らす、“休み下手”な人の「脳疲労」と「うつ病」リスク

まずは「脳」をお休みさせてみて

そして、「休む」ことに、もう一つ大切なポイントがある。それは脳を使わないこと。

常日頃、アテクシたちの脳は働いている。脳が働くときには、神経細胞の間で「神経伝達物質」がたくさんやりとりされている。

脳を酷使する状態が続く、いわゆる「脳疲労」の状態になると、神経伝達物質のバランスが崩れてしまう。

特にセロトニンやノルアドレナリン、ドーパミンが不足すると、気分が落ち込み、意欲が低下するのよ。

すると、脳の機能が低下して、「ウツ」どころか真の「うつ病」につながる可能性も出てくるのよ。だから休むときには、脳疲労を軽減する必要がある。

それは、決断や考え事を極力減らすこと。マイペースに過ごすこと。旅行やイベントなども良いけれど、そこで脳のエネルギーを使い過ぎないこと。

休む技術を得るだけで、アナタの「ウツ」への切り札になるかもしれない。

大事なのは、試行錯誤しながら、自分に合った方法を見つけること。そして、休みを「義務」にしないこと。最後に、おすすめの方法をいくつか挙げるわ。

・自然に触れる:公園を散歩したり、緑を見るだけでストレスが減る。

・入浴やサウナ:温泉や自宅のお風呂でリラックス。副交感神経が優位になって、心身がほぐれる。

・読書や映画:没頭できるものを選んで、日常から逃避する。

・短い仮眠

・何もしない時間を意図的に作る

 

ここまでの記事では、心と身体をケアするために大切な「正しい休み方」についてご紹介しました。つづく関連記事では、気力や意欲が湧かない「うつ未満」の正体と、そのモヤモヤとの向き合い方について詳しくお伝えします。

つづき>>現代人に急増⁉ 気づかないうちに陥る人も…精神科医が提唱、「うつ病」ではない「うつ未満」ってどんな状態?

 

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著者略歴: 精神科医Tomy
1978年生まれ。東海中学・東海高校を経て、名古屋大学医学部卒業。医師免許取得後、名古屋大学精神科医局に入局する。日本精神神経学会認定専門医。精神保健指定医。39万フォロワー突破のX(旧・Twitter)が人気で、テレビ・ラジオなどマスコミ出演多数。著書『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)に始まる「1秒シリーズ」は、36万部突破のベストセラーとなった。『精神科医Tomyが教える 心の執着の手放し方』(ダイヤモンド社)の小説シリーズも反響を呼ぶ。『精神科医Tomyの気にしない力』(だいわ文庫)、『精神科医Tomyが教える50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)ほか著書多数。

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