「低倍率で娘に合う学校」が入学時には別の学校になる!?【中受志望校選び】想定外の変化をどう乗り越えるのか
消去法で志望校を考えるのは辞めた? 娘の逞しさや直感を信じて腹をくくった5年生の秋
郁さんの娘・Aちゃんは、真面目に勉強に取り組んでいるものの、要領がよいタイプではないそうです。他の受験生も本腰を入れ始める小学5年生の秋、なかなか偏差値が上がらないといいます。
そんな様子を見て、夫の正雄さんは「今の勉強時間で受け入れてくれる学校がないなら、無理はさせたくない。公立でもいいだろう。のびのび育ってほしい」と話すようになったそうです。
「もちろん、公立中学校が娘に合う環境なら構わないんです。ただ、近隣の中学校は少し落ち着かない雰囲気があると聞いています。保育園時代の知り合いで、いじめがきっかけで不登校になったお子さんもいて。生徒数の多い学校でもあるので、少し不安なんです」
現在は、通学時間の条件を「電車で1時間以内」に広げ、成績による序列にとらわれない教育方針の共学校や、美術教育に力を入れる女子校などを見学しているそうです。
「先日、朝のラッシュ時に、乗り換えは1回だけれど50分ほどかかる学校まで、娘と実際に行ってみたんです。幼稚園のころは人混みが苦手だったのに、ちゃんとつり革につかまって立っていました。たくましくなったなあと思いました」
受験本番まで、あと1年と少し。
これまでは「あの学校は遠すぎる」「あの学校は改革されそう」「こちらは偏差値が届かない」と、消去法で志望校を考えがちだった郁さん。
しかし、娘の成長を目の当たりにし、「もう少し、娘自身の直感を信じてみてもいいのかもしれません」と考えるようになったそうです。今は親子で、早寝早起きの練習を始めています。
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