太るクセが止まる、血糖値が抑えられる。しょうがと●●のジャムって?
血糖値が急上昇すると、私たちは太りやすくなります。この常識、耳にしたことがある人も少なくないかもしれませんね。
血糖値を抑える方法はいろいろありますが、年末年始のごちそうとも相性がよく、無理なく取り入れやすい習慣が「ジンたまジャム」です。
薬に負けない健康効果も期待されるという、夢のようなジャム。料理研究家、村上祥子先生の著書から紹介します。
最強の組み合わせ、ジンジャーとたまねぎ
太りたくない人は、血糖値が急激に上がらないような食べ物や食べ方に気をつけることが大切です。なぜなら、血糖値が急上昇すると、インスリンが大量に分泌されて、余った糖が脂肪として蓄えられてしまうからです。そこで、おすすめの食べ物が、「ジンジャー(しょうが)」と「たまねぎ」。2つの野菜を電子レンジで簡単にミックスした「ジンたまジャム」なら、それぞれの健康成分の相乗効果もスペシャルです。「ジンたまジャム」の詳しい作り方の説明の前に、まずはそのパワーのご紹介から。
しょうがの3大健康成分
ガラノラクトン 香り成分、血管拡張作用
ショウガオール 消化・新陳代謝促進
ジンゲロン 消化・新陳代謝促進
たまねぎの5大健康成分
イソアリイン 血液サラサラ、骨粗しょう症改善
オリゴ糖 腸内環境アップ
グルタチオン 抗酸化作用、老化防止
セレン 抗酸化作用、免疫力アップ
ケルセチン 抗酸化作用、がん予防
冷えない、老けない、血液サラサラ
1日2さじの「ジンたまジャム」は、太りにくい体をつくる、というだけではありません。血流がよくなって、血液サラサラ。体がぽかぽか温まるから、冷え症の人にもおすすめです。腸内の乳酸菌が増えるので、便秘も改善。免疫力も新陳代謝も高まるなど、薬に負けない健康効果が期待できる、魔法のジャムなのです。
ジンたまジャムがパワーを発揮する症状
1 血糖値を下げ、糖尿病を予防する
2 高血圧を下げる
3 免疫力アップ、がんを予防する
4 冷え・むくみを解消する
5 腸内環境を整える
6 若返り・アンチエイジング
「ジンたまジャム」は、そのまま食べても、料理に使っても
「ジンたまジャム」は1日2さじを目安にいただきます。そのままペロリとなめてもOK。トーストに塗ったり、みそ汁やドレッシングに隠し味として入れたり、気軽に使うことができます。肉や魚、サラダ、汁ものにスイーツなど、和洋中問わず、どんな料理にも合うのもジンたまジャムのいいところ。料理の味のジャマをしないばかりか、深みが出ておいしさが増します。そんなジンたまジャムを使った毎日のおいしい料理をご紹介しましょう。
にらのおひたし
ジンたまだれの豚しゃぶ
かつおとアボカドのジンたまサラダ
ジンたま入り卵と豆腐のスープ
「ジンたまジャム」の作り方はとっても簡単
■材料(作りやすい分量)
たまねぎ…500g(正味)
しょうが…50g(正味)
水…100㎖
砂糖…60g
※パルスイート・カロリー90%カットの場合は20g
レモンの搾り汁…大さじ2
■作り方(作りやすい分量)
1 たまねぎは皮をむき、上側と根を切り落とし、4等分する。しょうがはよく洗って、皮はむかずに5㎜幅の輪切りにする。
2 耐熱ボウルにしょうが、たまねぎの順に入れて水を注ぎ入れ、両端をあけラップをし、電子レンジで13分加熱する。
3 ミキサーに移し入れ、砂糖、レモン汁を加え、なめらかになるまで撹拌する。
4 耐熱ボウルに移し入れ、ラップをせずに電子レンジで7分加熱して煮つめる。
5 熱いうちに完全に乾いている瓶に移し入れ、ふたをする。
- 冷蔵庫で1カ月、冷凍で2カ月保存できます。
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村上祥子著/川嶋朗(医学博士)医学監修 主婦の友社 800円+税
※『ジンたまジャム®』は村上祥子先生が開発した、㈱ムラカミアソシエーツの登録商標です。
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