
3割カット!? 年金カット法案の強行採決で、どうなる将来?
受給開始年齢も70歳まで引き上げに!?
現在、公的年金は65歳から支給されていますが、加速する少子高齢化の状況をみると、さらに引き上げられる案が浮上しています。
同じく少子高齢化が進んでいるヨーロッパを見てみると、ドイツでは、65歳だった年金の支給開始年齢が67歳に、イギリスも65歳だった年金の支給開始年齢が将来的には68歳まで引き上げられることが決まっているようです。
日本でも数年前から、年金の支給開始年齢を67歳〜68歳まで引き上げる案が浮上しています。
ただ、2012年に成立した改正高年齢者雇用安定法により、定年が65歳になったことを考えると、将来的には、70歳まで引き上げられることを視野にいれておいた方がよいといえるでしょう。
自助努力で老後のお金の準備を!
ちなみに、総務省の家計調査報告によると、現在の高齢無職世帯が受給している年金額は夫婦世帯で平均21万3000円、シングル世帯で11万5000円。この収入に対して、支出はどうなっているかというと、夫婦世帯で毎月6万2000円の赤字、シングル世帯で毎月4万1000円の赤字がでているという結果に。現在の高齢無職世帯でも既に赤字の状況になっているということです。
現在の年金制度でも赤字なのですから、私たちが年金を受給するときにはもっと厳しい現実が待っていることは容易に想像がつきますね。加えて、支給開始年齢が70歳になった場合、公的年金だけでは十分な生活はできません。
この状況を踏まえると、私たちは、毎月のお給料から家賃や公共料金、食費などを支払っていますが、それと同じように、老後の資金についても当たり前に貯める習慣をつけることがマストだといえます。
とはいえ、まだ私たちアラフォーは、年金を受給するまでに20年くらいの時間があります。今からコツコツと貯める習慣を身につけることと同時に、できるだけ長く働けるスキルを今から身につけておけば、必要以上に不安になる必要はありません!
思い立ったが吉日!老後に向けて早めの対策を立てるようにしましょう!
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