40代から「やめてよかった」こと。心の疲れを減らす、時間の使い方

2019.08.04 WORK

40代になってから変化したことが、私にはたくさんあります。30代の頃に比べて肌や髪も変化したし、ファッションも変わったし、仕事で異動もありました。

その変化の中には新しく始めたこともありますが、やめたこともあります。その中でも「やめてよかった」と思うのは、時間の使い方に関することです。

 

40代「時間の使い方」を見直す

時間というものは1日24時間。誰にでも平等です。1日の時間は、24時間以上でもそれ以下でもありません。やりたいことはたくさんありますが、時間に限りはあります。

その24時間をどう過ごすか?

できるだけ心地よく、幸せに過ごしたい。

40代になってある時期から「時間の使い方」について見直すようになりました。

 

心が疲れてしまう原因

以前からの知人の中に、不満と愚痴を長時間、話すタイプの人がいました。

私なりに、会話をポジティブな方向へ持っていこうとしてもなかなか手ごわく、内容を変えようと試みてもまた不満と愚痴が出てきてしまうのです。

アツい気持ちがあるからこその、不満や愚痴なんだと思うのですが……。

その方々は、個性的だったり、マジメだったりで、学ぶ部分もたくさんあったので、比較的親しくしていました。けれど、あるとき気づいてしまったんです。そのタイプの人と長時間一緒にいたあとは、自分がどっぷりと疲労困憊してしまっていることに。

 

ネガティブな「言葉」に弱い

そのあと一人になると、なぜかモヤモヤとした気持ちを抱えていたのです。話していて楽しいと思う部分もあるのですが、最終的にはドッと疲れている。

なぜだろうと自分なりに考えました。私はよくしゃべるほうではありますが、人の話を聞くのも好きです。自分にはない考えを知るのは興味深いですから。

ただ、ネガティブな言葉をずっ~と聞いていると、どうもダメージを受けてしまうようです。

 

私が40代になって「やめたこと」

そのためここ数年、実はその方々とはあえて少し距離を置くようにしました。

一緒にいる時間を短めにしたり、集団で会うようにしたり。一対一で長時間、不満や愚痴の会話を聞くことをやめたのです。

そして私自身も、不満や愚痴を長時間にわたって話すことをやめました。もちろん、少なからずの不満や愚痴は言うことはありますけれど。

 

誰と、どんな風に時間を過ごすか

「人生は永遠の暇つぶし」

これは、私が最初についた上司・K編集長の言葉です。20代の頃はその意味がピンときませんでした。仕事も趣味も人づきあいもあるのに……。K編集長にはやることがないんだろうか、と不思議に思っていました。

 

でも、最近わかってきたんです。暇つぶしの「暇」は、やることがないという意味ではなく、自分の一生の時間のことを指していたのではないかと。

 

つまり自分の一生の時間を、誰と、何を、どんな風にして過ごすか?

 

私は楽しい人や安心する人、同じ志を持つ人たちと、なるべく多くの時間を費やしたい。楽しい人との時間は幸せですし、安心できる人との時間は心が穏やかになります。困難な課題に取り組むときでも、同じ志を持つ人たちとなら、楽しく乗り越えていける気がします。

一度きりの人生であり、誰にでも1日の時間は等しく24時間。

40代になってやめてよかったことは、不満や愚痴ばかり言っている人と長時間一緒にいないこと。そして自分も不満や愚痴を長時間言わないこと、です。

 

※オトナサローネ編集長、浅見悦子のtwitter(@sasaming72)アカウントでは「#編集長アサミのつぶやき」を適宜ツイート中。リアルタイムで感じたことをポツポツつぶやくので、婚活や仕事のこと、趣味ワールドがダダ洩れしております。

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