【40代編集長の婚活記#159】40代独女、婚活デートを「キャンセル」されて
40代編集長の婚活記が連載スタートしてから約3年。高校に入学した生徒が卒業した分の年月が経った。いまだに見えない婚活のゴール……。
婚活2年半で、久しぶりに恋人(ジェントルさん・49歳・バツイチ・別居中の子供あり)ができたけれど、彼の病気が発覚し、交際3カ月にして別れの危機が訪れる。直接会って話し、なんとか持ち直した気がしたけれど……。これは40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。
「別れの危機」は脱した!?
1カ月ぶりにジェントルさんとの再会し、翌週の土曜日も会う約束をした。危機的状況は脱した……気がしていた。
でも約束の前日、「体調が悪い」と言われてデートはキャンセル。そのときから、また少し不穏なものを感じていた。
キャンセルの連絡のあと、しばらく彼からのメッセージはなかった。
もしかして……と思いながらも、そんなことはないと自分に言い聞かせ、以前と変わらないようなメッセージを送った。
アサミ「あれから体調はいかがですか? 例の美術展が始まりましたね」
そして、以前に彼と話していた美術展のURLも一緒に送った。どうしても行きたかったわけではないけれど。
挨拶くらいの気持ちだったのに
体調があまりよくないというジェントルさん。家でゆっくりするのもいいけれど、少し体調が安定しているときなら外出して気晴らしするのはどうか、と思ったのだ。
ジェントル「アサミさん、ありがとうございます。でも、昨日、子供と話をしていて、やはり胸は傷む一方でした」
なんだかイヤな予感がした。
ジェントル「今は自分の健康と仕事が、子供の将来にとってどれだけ大切かを思い知りました」
心にズシンときた。何とも言えない気持ちになった。
ジェントル「申し訳ないのですが、こんな不安定な心境でアサミさんの好意に応えきれません。この先病状が悪化するかはわかりませんが、少なくとも今は恋愛関係にコミットできる自信がありません」
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