知らないと恥ずかしい!中華料理の円卓を回す方向は右回り?左回り?【大人の常識#22】
ターンテーブルつきの円卓を囲んでいただく中華料理。実は日本料理や西洋料理に比べ、中華料理に厳密な食事作法はありません。だからこそ最低限のルールを守らないと「常識のない人」と思われてしまいます。
問題 中華料理の円卓は右回り? 左回り?
A.右回り(時計回り)で回す
B.左回り(反時計回り)で回す
C.料理がとりやすい回し方でOK
正解 A. 円卓は右回りで回します
中華料理に限らず、一般的に席は入り口から遠い部屋の奥が上座、入り口近くが下座になります。円卓の場合でも主賓には上座に座ってもらいましょう。
回転卓のとき、料理はまず上座の主賓の前に置かれます。
主賓を始めに、大皿から料理を取ったら左隣の人の正面に皿がくるように回転卓を右回り(時計回り)で回します。そうやって、順々に料理を取っていきます。
最初の料理は全員が取り分けるのを待ち、全員そろって食べるのがマナーです。
1周して残った大皿料理は右回りで自分に寄せて自由にとってOK。ただし、人が料理を取っているときに円卓を回してはいけません。
大皿料理では、ここに注意!
●料理は一人分よりやや少なめにとる
1周目で料理を大量にとるのはマナー違反です。多くとると全員に行き渡らなくなってしまいますので、一人分よりやや少なめにとって。苦手な料理はとらず、「どうぞ」といって卓を次の人へ回してかまいません。
●分けにくい料理はお店の人に頼む
大皿料理はサーバーや取り箸で取ります。サーバーは片手で使うのが基本ですが、取りにくければ両手を使ってもOK。分けにくい料理はお店の人に取り分けてもらいましょう。
●サーバーは回転卓からはみださないように戻す
料理を取ってサーバーを皿の上に戻すときは回転卓からはみださないように注意しましょう。はみ出して置くとサーバーでテーブルに置かれた瓶などを倒してしまうことがあります。
●取り皿は料理ごとにかえて
料理の味が混ざらないように、取り皿は新しい料理ごとにかえるのが基本です。ただし、1枚の大皿に数種類の料理がのっている場合は、1枚の取り皿に取るようにします。
スポンサーリンク