
「これって更年期?」40代ビギナー世代のリアルな悩みを医師に相談してみたところ…?
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更年期とは、閉経前後の約5年間ずつの10年間を指し、平均的には45〜55歳くらいの時期をいいます。
と言われて、「私も当てはまってる!」と驚いた人もいるのではないでしょうか?
実際、体に不調が現れても、これが更年期なのか、別のトラブルなのか区別がつかないという人もいるはず。
そこで、更年期に当てはまるオトナサローネ読者3人が、最近感じる更年期トラブルについての座談会を開催。そこで浮かび上がった「40代のリアルな悩み」を、オトナサローネの連載でも人気のドクター・桐村里紗先生に質問してみました。
この症状は更年期の症状? それともただの老化なの…?
読者アンケートによれば、更年期を意識する年齢は45歳が1つ目のピーク。今回は、そんな更年期の「入り口世代」とも言える46-48歳が集合。共通するのは「不調はあるけれど、それが更年期のホルモンに由来するのか、単なる老化なのかがわからない」という声です。
【読者代表3人の紹介】
カルメさん 46歳・会社員。7歳の娘、夫と都心に暮らす。平日は管理職として働く。現在自覚症状はほとんどなく、自分は「軽め」かも?と感じている。
ヘイキンさん 47歳・会社員。11歳の娘と郊外でのんびり暮らし。周囲と比べても自分の自覚症状は「ごく平均的」だと思っている。
オモメさん 48歳・会社員。7歳の育児に忙しい。もともと神経質で、寝つきの悪いタイプ。43歳ごろから症状が出始め、同じ年の友人よりもちょっと「重め」に出ていると意識。
閉経に近づいているはずなのに…増える出血量にびっくり!
–編集部 今日はみなさんで「実際どんな変化が起きたのか」について情報交換をしてください。まず、明らかに変わったことって何でしたか?
ヘイキンさん 「私、最近、月経量が増えたんです。まるで20代の頃に戻ったような量で、漏れるのが怖くて白いパンツが履けなくなるくらい。」
オモメさん 「わかります! 私も8月に生理が3週間も続いて、でも終わったと思ったら10月からパタリと来なくて。これまで順調だったので、もしかしてこれで閉経なのかしら?と焦っています。また、閉経近くには月経は減ったとよく聞くんですが、私は増えています。大丈夫なのでしょうか……」
\医師のAnswer by 桐村里紗先生/
月経量が増えるのはおかしい?病院に行ったほうがいいですか?
更年期に伴う月経周期の乱れは、完全に個人差があり、人それぞれに経過が違います。
月経周期を作る女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)の分泌が卵巣機能の衰えによって、 不安定になりますので、月経ではがれるはずの子宮内膜が剥がれず、内膜が分厚くなり過ぎて 月経量が多いことも不思議なことではありません。
月経以外の出血のことを「不正出血」と言いますが、月経周期が一定しない更年期では、 区別がつきづらいですね。子宮体がんやポリープ、筋腫などの原因によっても出血量は違いますので、 検査をしないことには確定ができません。
40代から50代は、子宮体がんのリスクが増える年齢でも ありますし、月経周期が乱れ始めたら一度は婦人科に検診に行かれることをお勧めします。
暑い、イライラ…この更年期症状、10年まるまる続くんですか?
–編集部 カルメさんはいかがですか?
カルメさん 「私は、一人だけ暑くて恥ずかしかった経験があります。会議室が暑く感じて、扇風機を持ってきたんですが、周りの人はむしろ寒かったと。汗がドバーッと吹き出す感じではなかったのですが、私だけが全身がのぼせているように暑くて」
ヘイキンさん 「あるある、自分だけが暑い現象! 更年期症状のひとつにホットフラッシュというのがあるという知識はあるけれど、それはもっと汗が吹き出すというか、たらたら流れ落ちてくるイメージですよね。」
オモメさん 「私も最近イライラすることが多くなって、これも更年期なのかなぁと。更年期の時期はだいたい10年と聞きますが、こんな状態が10年も続くのなら周囲もしんどいですよね」
ヘイキンさん 「本当、この不調ってあとどれくらい続くのか……」
\医師のAnswer by 桐村里紗先生/
更年期は閉経の前後5年と言いますが、症状も10年続くのですか?
卵巣の働きが衰え、女性ホルモンが乱れ始めてから、女性ホルモンが本格的に減少し、閉経し、 女性ホルモンが低下した状態で体が安定するまでを、およそ10年と想定されています。
そのうち、本格的に生活に支障が出るほどの更年期障害を感じる期間は、必ずしも10年というわけではありません。
本当に症状が軽い方は、何も感じずに過ごす場合もあります。
自分がどんどん「オジサン化」していく気がして怖いです
–編集部 汗、イライラ……そのほか気になることは何ですか?
ヘイキンさん 「私の友達には、なんとヒゲが濃くなったという人もいて驚愕でした。声が低くなったという人も。症状だけ聞くと男性化してる気がしません?」
オモメさん 「実は私、最近自分の加齢臭を感じるんですよね。とくに耳の後ろから。背中の毛穴が開いて皮脂が出てる気もするし。」
ヘイキンさん 「『更年期=オジサン化』だとしたら怖すぎます…。それはなんとかして食い止めたいです」
\医師のAnswer by 桐村里紗先生/
更年期に「オジサン化」が進むのって本当ですか?
女性であっても実は男性ホルモンを少量分泌しているものですが、更年期に女性ホルモンが減ると 相対的に男性ホルモンの働きが優位になります。
その為、皮脂が酸化しやすく加齢臭化したり、ヒゲが生えたり、 時には頭頂部が薄くなったりもしてきます。
酸化を防いでくれていた女性ホルモンの働きの代わりに、ビタミン・ミネラル、 野菜の色や香りの抗酸化成分ファイトケミカルなどをしっかり摂取して抗酸化力を補いましょう。
また、更年期症状を起こす自律神経の乱れを防ぐためには、 規則正しい生活やストレスリリース、定期的な運動をすることも重要です。
更年期症状が強く出る人、軽くすぎる人、その差は何ですか?すぐできる対策は?
オモメさん 「更年期症状が強く出る人と軽くすぎる人、どんな差があるんでしょうね。例えば出産の有無とか? 最近子どもを怒鳴ってしまったり、ものすごくイライラすることがあるのですが、これも更年期の影響でしょうか?」
カルメさん 「私の場合は、症状が和らぐかな?と思って、最近は睡眠の質を上げるために早寝早起きをがんばっています。」
ヘイキンさん 「もし誰もが必ず更年期障害になるとしたら、すぐできる対策を知りたい!」
\医師のAnswer by 桐村里紗先生/
症状が強く出る原因って何ですか?今すぐできる対策は何でしょう?
妊娠出産経験の有無や女性特有の病気と更年期障害の重さには、直接の関係はありません。
更年期障害の重さには、女性ホルモンを補う腸内フローラだけでなく、根本的なホルモンの変動に対する感受性の違いがあります。
それに加えて、元々の性格や外的なストレス要因としての夫婦の関係性や家庭の環境、職場の環境などが関係していると考えられています。
ストレスが加わると、余計に自律神経が乱れて更年期障害は重くなると考えられています。
自律神経とは、覚醒や緊張の際に働く交感神経、 リラックスしている際に働く副交感神経のバランスとリズムによって成り立っていますが、 女性ホルモンの乱れと連動して、自律神経が乱れます。
このうち、交感神経が緊張し過ぎると、血圧が高まり血糖値も上昇します。
リラックスして副交感神経を高めることが重要です。ヨガやスポーツ、入浴などリラクゼーションに努めて下さい。
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気軽に話せる医師と、手軽に飲める「命の母」の存在は大きい!

女性保健薬 命の母A第2類医薬品420錠(35日分)2,860円(税込)
オモメさん 「こうやって悩みを共有できるだけでもだいぶ楽になりますね。私だけじゃなかったんだって」
カルメさん 「それは大きいですね。私も悩んだときはママ友と話すようにしてますが、もっと気軽に話せる婦人科をもっておけばよかったと思ってます。若いうちから同じ先生に診てもらっておけば自分の体がどう変化して、どんな不調を抱えてるかがわかりやすいかなと」
ヘイキンさん 「確かに。話しやすい先生の存在は大きいですよね。処方される漢方も、飲んでいるという安心感がありますし」
オモメさん 「漢方といえば、みなさん『命の母』ってご存知ですか? 100年以上前から女性の不調をケアしてきた女性保健薬です」
ヘイキンさん 「まだ飲んだことはありませんが、『命の母』は錠剤だから漢方よりも飲みやすそうですよね。祖母の世代から飲まれてきましたし」
カルメさん 「いま成分を見ていたのですが、『命の母A』にはビタミンも配合されているのですね。これは嬉しいです」
オモメさん 「漢方は苦くて苦手という場合、『命の母A』のような糖衣錠は手軽に飲めそう」
カルメさん 「もしかして更年期? と思ったときに、すぐにはじめられる習慣があるのは、気持ちもラクになりそうでいいですね。更年期真っ只中のわたしたちのお守り的存在になってくれそうです」
\医師のAnswer by 桐村里紗先生/
サプリを飲んでいますが、一緒に「命の母A」を飲んでも大丈夫ですか?
ビタミン剤、鎮痛剤、鼻炎のお薬とは併用しても基本的には問題ありません。
ただし、命の母には、様々な生薬が配合されていますので、生薬が入った漢方薬と併用する際には薬局薬店で薬剤師にご相談下さい。
生薬が過量になったり、相乗効果で効果が変化する場合もあります。
>>>命の母Aについてはこちら
(お話/内科医・認定産業医 桐村里紗先生 構成/根本聡子)
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