【40代編集長の婚活記#176】結婚できない40女が「やめる」と決めたこと

2019.12.18 LOVE

ゲームさんとフェードアウト以降

『40代ご無沙汰女子の、ざんねんな婚活: 婚活して初めて気づいた、人生において大切な17のこと』

ゲームさんとのことを終わりにし、改めて逃げていた自分の気持ちと正面から向き合うことにした。

まだ忘れられない、ジェントルさんのことだ。

ジェントル「あなたの問題じゃない。いまだって、嫌いになったんじゃありません。好きだからこそ、アサミさんには自分の人生を大切にしてほしいんです。こんな、いつどうなるかわからない男にかまっていないで」

別れるときに言われた言葉だ。自身の病気のこと、子供のことがあるから終わりにしようと言ってきたのだ。

こんな優しいことを言うから、忘れられないんじゃない……。どうせならもっとヒドイことを言ってよ。キツイことを言ってよ。

「もう好きじゃなくなった」とか、「こんなところがガッカリした」とか。

そうしたら泣くだけ泣いて、私もジェントルさんのことを「なんてヒドイ男だ」と思って、嫌いになっていけるのに。

 

恋愛において「やめたこと」

でも、まだ嫌いになれていない。だから、私は決めた。

「無理すること」をやめた。

ジェントルさんを忘れようとすることも、嫌いになろうとすることも、他の誰かを好きになろうとすることも。いまの自分の感情に、正直になる。

 

好きなものは好きなんだから。

ジェントルさんと連絡できなくても、会えなくても、お付き合いしなくても、別にいい。ただ好きでいるだけ。相手に迷惑をかけるわけでもないし、誰かが困るわけでもない。

解決するのは時間しかない。記憶が薄れていくと同時に、ジェントルさんを好きという感情だってきっと薄れてくるだろう。

 

想い出にかわるまで…

過去、フラれたときもそうだった。

いつも私は相手を好きな状態のままフラれていたから、フラれた後は苦しかった。割り切れるまで、短くて半年、長ければ3年くらい引きずっていた。

だからジェントルさんのことだって、時間が経てば想い出にかわるだろう。

こればっかりは自分の性質だから仕方ない。私は一度好きになった相手を、簡単に嫌いになることができないのだ。しばらくは、「まだジェントルさんを好きでいる自分」を受け容れることにする。

この恋愛おひきずりさん体質が、自分らしさでもあるのだから。

 

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