【40代編集長の婚活記#23】40女がアラサー男子とつきあうメリット
44歳の独女・OTONA SALONE編集長・アサミが、人生2回目の婚活パーティに参加し、連絡先を交換した男性は4人。しかし、そのうち連絡が続いたのはたった一人だけ……。30代前半のアパレル勤務なオシャレ男子・メンノンさん。
アサミの急な仕事の都合で一度はキャンセルしてしまったものの、若さゆえのサクサクッとした連絡のやりとりで再びデートが決定。婚活を始めて2度目となるデートはの相手はアラサー男子。いったいどうなる? これは40代独女のリアル婚活ドキュメントである。
待ち合わせは金曜、渋谷で20時
とある金曜日の20時。待ち合わせたのは渋谷にある小洒落たダイニングカフェだった。ほんの少し早く着いたので、メンノンさんはまだ来ていなかった。でも約束した時点でメンノン「仕事終わるのが、20時ちょい過ぎか遅いともうちょっといっちゃうんで」
と言っていたので、きっとそうなんだろうと気にならなかった。
「何かお飲みになりますか」
と店員さんがきた。まだメンノンさんは来ていなかったが、20時も過ぎたし、彼も仕事終わりでちょっと読めなそうなのでとりあえず白ワインを先にオーダーした。
一人でワインを飲みながら、ザッと店内を見まわしてみる。女子会っぽいグループもいるが、カップル風の男女がとても多い。デートの定番的なお店なのかもしれない。婚活を始めるまでまともにデートなんて何年も行っていなかったので、こういう雰囲気のところ来たことなかったな。。。
そして全体的にお客さんの層が若い気がする。見た感じ、20代、30代前半。やっぱり渋谷だから? もしかしてこの店のお客さんの最年長は私だな……と、つまらぬことを考えたりもする。だから何だってわけでもないのだが。
とってもストレートなメンノンさん
メンノン「遅くなっちゃってスミマセン! お待たせしました!!」
そう言いながら彼が現れたのは20時10分をちょっと過ぎたところ。思っていたよりずっと早かった。
アサミ「全然。むしろ先に飲んじゃっているし(笑)」
メンノン「なんかカッコいいっすね、一人で飲んでる女性……って思いながら入口からきました!」
アサミ「そうかな? ありがとう。でもマイペースすぎるよね」
メンノン「いや、そんなことないっす。一人でお酒を愉しめる大人の女って感じで素敵っす!」
照れるなぁ。着いて早々にストレートにほめてくれるのはうれしいけれど慣れていなくてお尻がカユい。うれし恥ずかしだわ。でも、こんな風に素直に女性をほめたりするのってアラサー男子だからかなぁ……同世代の男性からはあまりないことかもしれない。これも世代の違いかな?
【アラサー男子は、素直にほめてくれるのが魅力】
素直な男性は、やっぱり可愛い
それとも世代ではなく彼自身の性格なのだろうか。さっきからメンノンさんは率直で可愛らしい発言が印象的だ。「仕事、5分押しちゃったんでダッシュで来ました! それなんで“いま向かいます”ってLINEするの忘れちゃいました。すみません」
「僕、実はビールとか苦いお酒ダメなんですよ。いきなりカクテルとかでもいいっすか?」
「ここ、チーズオムレツが超美味しいんですよ。食べてください」
……なんだか男の後輩って感じでほほえましい。思えばここまで年下の男性とつきあったことはおろか、デートしたこともない。これはこれで人生初の経験であり、とても新鮮だ。質問なんてしていないのに自分のこといっぱい話してくれているし、料理も取り分けてくれるし、「寒くないですか?」とか気遣ってくれたり。やさしいアラサー男子、悪くない。
カジュアルな誘いには非モテ年上女も行きやすい
メンノン「実は僕、デートに誘うの超キンチョーしたんです」
突然そんなことを言い始めたメンノンさん。全然そんな風には感じず、むしろ「誘い慣れてるな」くらいに思っていた。
アサミ「そんな風に感じなかったけど。すっごくサクサク連絡くれたし」
メンノン「アサミさん、大人の女性って感じだったし、ハードル高そうだなって思ったんですよ。連絡先は交換してくれたけど、デートは断られると思ってたんです」
アサミ「そう? なんで?」
メンノン「他の男性からも誘われるだろうし、僕、チャラチャラして見えるからダメかなって。だからゆるーい誘い方ならOKもらえるかなーって思って」
そういえば最初に誘ってきたとき「スルーしつつとか」って書いてきてたな。イマドキ男子のゆるい約束だなぁと思っていたけれど、キンチョーがゆえの誘い方だったのか。でもそのゆるくてカジュアルな誘い方が、デートに誘われない非モテ女にとっては行きやすかった気がする。
【アラサー男子は、可愛い&やさしいところも魅力】
キャリアウーマン女をほめてくれる年下男子
アパレル勤務でお客さん相手のお仕事をしているからだろうか、メンノンさんはとてもほめ上手だ。
メンノン「パーティで会ったとき、雰囲気はやさしそうな女性だなーって感じだったけど、お話したらテキパキしてるしお仕事デキるキャリアウーマンなんだろうなって思ったんですよ」
メンノン「だから大人な男しか相手にしないんじゃないかな、僕みたいなヤツ、相手にしてくれないんじゃないかと思って」
アサミ「そんなことないよ。それに全然モテないし。だって、あのパーティのあと誘ってくれたのメンノンさんだけだもん」
連絡先は4人と交換したが、その後つながったのは事実、彼一人だった。
メンノン「マジっすか。超うれしい。なんか忙しそうだったじゃないですか。デートがびっしり入っているのかと思って」
アサミ「びっしり入っていたのは仕事と忘年会。デートなんてひとつもない」
メンノン「信じられないっすよ。絶対モテますよね? カッコよくて、肌もツヤツヤで、大人なんだけどかわいい感じってゆーか。」
再び照れる。。。。。。感情表現をこんなに素直に口にする男性と1:1でいたことが皆無なので、メンノンさんの言葉のひとつひとつが照れくさくて仕方ない。カッコいいとか、かわいいとか、モテるとか……そういう言葉を言われない人生を44年間をおくってきたので、どう対応したらいいか。
でも、うれしいもんだなぁ。ほめられると自然と笑顔になってしまうし、なんだか女性ホルモンが活性化してきた気がする(笑)。ほめ言葉はこの上ないアンチエイジング法なんじゃないかしら。
【アラサー男子のほめ言葉は、女ホル活性効果あり⁉】
アラサー男子の展開は、サクサクが過ぎる!?
とっても自分の感情に素直なメンノンさんは、さらにストレートな言葉を投げかけてきた。
メンノン「年下ってアリですか?」
アサミ「それは全然。年齢は気にしないし」
メンノン「年下と付き合ったことってあるんすか?」
アサミ「うーん、ありますね」
メンノン「何歳下までOKっすか?」
アサミ「そういうの、私は特にないけど……逆にどうなの?」
メンノン「僕、年上の女性のほうがいいんです。お姉さんな感じのほうがタイプで」
アサミ「もしかして、今までつきあった相手はみんな年上?」
メンノン「あ、わかっちゃいました? 全員年上でした。逆に年下とかはムリっす」
なんかわかる気がする……。ここまで素直にさらけ出してくるタイプの男性って、甘え上手だろうし、年上女性からモテそう。職場に年上の女性の先輩とかいたら、きっと可愛がられているんだろうな。
アサミ「兄弟姉妹は?」
メンノン「姉がいます。2つ上っすけど」
それもわかる気がする……。お姉さんがいる弟って、だいたい年上の女性の扱いが上手な印象がある。もちろん例外もいなくはないけれど。メンノンさんはいかにもお姉さんがいる弟っぽいなぁ。きっとお姉さんにも可愛がられたんだろうなぁ。
そんなことを想像していたら、突然メンノンさんがこんなことを言ってきた。
メンノン「いきなりっすけど、アサミさん、僕、アリっすか?」
アサミ「!!!!」
デートが始まって1時間ちょっと。あまりに突然の発言に、アラフォー独女は固まることしかできなかった……。
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