【40代編集長の婚活記#27】男の本音はアリorナシ? 「10歳年上」女性との恋愛
婚活パーティで出会ったアラサー男子・メンノンさん(31歳)とデート中の44歳のアラフォー独女・OTONA SALONE編集長・アサミ。食事をしながらデートを愉しんでいる途中、「僕、アリっすか?」と告白してきたり、次のデートに誘ってきたりとグイグイきていたメンノンさん。
うれしい気持ちはあったものの、彼がアサミの年齢を35、36歳だと誤解していることが判明。ついに実年齢が44歳であることを伝えると……? これは40代独女のリアル婚活ドキュメントである。
44歳と言った後のアラサー男子の反応は?
アサミ「ううん。44歳よ」
メンノン「それは嘘でしょ」
アサミ「嘘じゃないよ」
メンノン「34歳じゃなくて?」
アサミ「だから44歳だって」
メンノン「マジっすか!!!!!!!?」
もともとパッチリした彼の目がいっそう大きく、飛び出しそうなくらいに驚いている。あれ、そんなに驚くことかな?
しばらく沈黙が続いた。
10歳サバ読みできるかも!?
メンノン「マジっすか? 冗談でしょ?」
アサミ「マジですよ。1972年生まれです」
メンノン「いや、全然見えないっす。僕より……13歳上っすか?」
メンノン「てっきり35歳くらいかなって」
アサミ「マイナス9歳は言い過ぎじゃない?」
メンノン「うわ、マジすか……。マジ10歳くらい若く見えますね」
アサミ「ありがとう」
メンノン「……あ、なんかエイジ、……エイジレスってゆーか?」
ありがたいことではある。見た目年齢、10歳近くサバ読めるちゃうのかしら……って読まないけど! 自分の年齢には誇りを持っている。サバ読む気持ちはない。でも、若く見られるのはちょっとうれしい。しかしメンノンさん、さっきからだいぶ様子がおかしい気がするな……。
アラサー男子よ、44歳の女は「アリっすか……?」
メンノン「マジっすか。うわー、僕、ホントわかんなかった、すみません」
アサミ「あやまることないよ、むしろ、ありがとう。若く思ってもらえてうれしい」
メンノン「いや、なんていうか。その、わー、まさか44歳だとは思わなかった、あの、それで……」
年齢の話をしてから、メンノンさんの言動は明らかに変わった。
さっきまでサクサクとはずんでいた会話も、すっかりシドロモドロになった。なんだか目線も落ち着かない。頭を掻いたり、顔を押さえたり……。自分が推定していた年齢がからだいぶ差があったことに驚いているにちがいない。自分に素直なメンノンさんは、動揺が隠せないところも素直だ。
10歳以上年上の女性とつきあえるのか?
メンノン「10歳以上、年上っすかぁ……。わかんなかったっす」
アサミ「逆にそんなに若く見えるとは思わなかった」
メンノン「10歳以上かぁ……」
ボソッと彼がつぶやいた。31歳のメンノンさんにとって、5、6歳年上の女性までは「アリっす」だったんだろうけど。でも年齢に嘘はつきたくない。
アラサー男子・メンノンさんにとって、10歳以上年上は「アリっす」じゃないの……かな?
10歳以上の年齢差の壁は、やっぱり高い?
言葉少なになるメンノンさん。なんだかかわいそうに見えてきた。さっきから無理しながらかろうじて会話している気がするし、ちょっと居心地が悪そうだ。「アリっすか、ナシっすか」で言えば……。思っていたよりババァでごめんね。いたたまれない気持ちになる。アサミ「そろそろ、帰ろうか」
メンノン「あ……はい」
料理はまだ少し残っていたけれど店をでることにした。私もこれ以上、楽しく会話を続けていく自信はなかったし。お会計は……私が支払おうと思ったら「自分のは出します」って半分出してきた。こういうワリカンなところもイマドキ男子ね。
店を出たところで、彼がいった。
メンノン「ちょっと職場に忘れ物してきちゃったんで」
アサミ「じゃ、ここで。今日はありがとう。さよなら」
メンノン「はい、ありがとうございました。失礼します」
足早に去っていくメンノンさん。さよならと言った瞬間、ホッとしたような表情が垣間見えた。
彼の態度が変わったのは私が44歳であると伝えたときからだ。アラサーで年上好きのメンノンさんだけど、きっと5、6歳上まではOKだったんだろう。まさか13歳も年上とは思わなかったんだろうね。
若く見えることはいいことばかりじゃない、ような気がする。
帰り道、ふとスマホに目をやると、メンノンさんからのメッセージが届いていた……。
【メンノンさんからのメッセージには何と書いてあったのか?】
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【40代編集長の婚活記#28】40女、若く見えれば「年齢差」は関係ない?
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