あさイチで話題!おりもののニオイや量など、アソコのお悩みQ&A

おりもののニオイや量など陰部の悩みを抱えている女性は少なくありません。NHK『あさイチ』女のホケン室での取り上げられたおりものや陰部の悩みについて、番組でもコメンテーターをつとめた、よしき皮膚科クリニック銀座院長・吉木伸子先生の著書『女の不調が消える本』から、トラブル対処法をQ&A形式でお教えします。

Q そもそも「おりもの」は何のためにあるんですか?

おりものは、やや粘性のある無色透明から白っぽい液体で、子宮頚部や膣からの分泌物や、子宮や膣からはがれた古い細胞などが混ざり合ったものです。下着の汚れの原因になるなど、ネガティブなイメージがありますが、女性の身体を健康に保つために大切な役割をしています。

ひとつは自浄作用。細菌が膣内で繁殖するのを防ぐ役割。おりものの働きで膣の中はpH4.5~5.0の弱酸性で保たれており、デーテルライン桿菌という「善玉菌」が大腸菌やカンジダ真菌の増殖を防いでいます。

また受精を助ける役割も持っています。精子をおりもので包み込むことで、卵子までの移動をサポートしてくれます。

 

Q おりものの量が多いのが悩みです。

A トイレに行くたびに洗っておりものをとってしまったり、トイレットペーパーでごしごしふきとったりすると、陰部にはかえって負担になります。おりものはさわらず、そのままにしておいたほうがいいのです。

 

Q 量が多いので、パンティライナーを使っていますが…。

A おりもの用のパンティライナーが普及していますが、極力使わないようにしましょう。紙の繊維の刺激で外陰部の皮膚が傷つくことがあるので、ショーツだけのほうがいいのです。ショーツは蒸れないように綿素材がベストです。トイレットペーパーやティッシュなどを折りたたんで陰部にはさむ人がいますが、それは論外。紙の刺激は薄い陰部の粘膜に負担になります。紙をはがしたときに紙の一部が皮膚に残ったりして、不潔になる原因にも。

 

Q 年々、陰部が黒ずんできている気が。年齢のせい?

A ペーパーで強くこすることで陰部を傷つけて雑菌がつきやすくなることもありまうし、また、こする刺激を長年続けていると、陰部が黒ずんだり陰唇がシワっぽくなることもあります。皮膚をこすると黒くなったりシワができるのは、顔も陰部も同じ。スキンケアの基本は、こすらない、強くさわらないことです。

トイレで排尿後にふくときは、ペーパーを押しあてるようにしましょう。排便後もあまりこすらないように。強くこすると肛門周囲の皮膚が傷ついてしまうこともあります。また、肛門部から膣のほうへ向かってふいてしまうと、便に含まれていた菌が膣について、カンジダ症などの膣炎を起こすことがあるので気をつけましょう。

 

Q 陰部のにおいが気になります。膣の中まで洗ったほうがいいの?

A お風呂で陰部を洗うときは注意が必要です。膣の中まで石鹸などで洗うのはNG! 膣の分泌物を洗い流すとかえって雑菌がつきやすくなるからです。外の部分だけをやさしく洗いましょう。洗わないのも不潔になるので、石鹸で1~2日に1回洗うほうがいいでしょう。

最近はデリケートゾーン用の洗浄剤も売られています。普通の石鹸で洗うとしみたり刺激を感じる人は、それを使うのもいいでしょう。ただし薄めて泡立ててから使うこと。液状の洗浄剤を薄めずに陰部につけることは、かえって刺激になります。

 

Q 恥ずかしい話、陰部がかゆくなることがあります。

A きついガードルやデニムなどで締めつけていませんか? 薄い陰部の皮膚には負担になります。長年の間にはそのような刺激が蓄積して、皮膚がシワっぽくなったり、痛みやかゆみを起こすこともあるので気をつけましょう。気をつけてケアしていても、特に閉経後は年齢とともに陰部の皮膚が薄くなり、分泌物も減ってくるため、痛みを感じる女性が増えてきます。そのような場合は早めに皮膚科か婦人科を受診しましょう。

何かの菌に感染している可能性もあります。たとえばカンジダ症。カンジダは真菌の一種でカビのようなものです。カンジダ症の症状は、まずは膣や外陰部にムズムズしたかゆみが起こり、ひどくなると白いカッテージチーズ状のおりものが出て、発酵したようなにおいを発します。カンジダは性交渉によるものよりも、自分自身の免疫低下によるもののほうが多数です。疲れたりストレスがたまったりして、免疫力が下がったときにカンジダが繁殖してしまうのです。

性交渉がなくても雑菌がつくことはあるので、症状が長引く場合には、婦人科で菌の検査を受けることも必要です。

 

こうしたデリケートゾーンのことのほか、頭髪、体毛など、さまざまな女性の悩みの解決法を、吉木先生が教えてくれます。友達にも効きにくいこういう悩みこそ、本って頼りになりますよね。

 

女の不調が消える本

書名:『噂の女医がこっそり教える女の不調が消える本』
ジャンル:美容
著者: 吉木伸子 著
ISBN:9784074034710
出版年月日:2016/06/01
定価:本体1,200円+税
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この記事を書いたのは
OTONA SALONE編集部長 浅見悦子

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