ヒルナンデス!で2017年流行るモノ2位! 「もち麦ダイエット」の効果とは?

1月16日放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)で、2017年間違いなくはやるものベスト7が発表されました。その中でも注目は、ダイエット&健康アイテムとして紹介された「もち麦」です。ほかのテレビ番組でも2週間で5kgやせたりと、ブームが到来している「もち麦ダイエット」。その効果について今、書店でも売れ行きランキング上昇中で累計34,000部の本『もち麦でやせる!元気になる!』から、詳しく紹介します!

 

もち麦がダイエットにいい理由とは?

ダイエットに効果のある成分は、もち麦に含まれる水溶性食物繊維の一種「β‐グルカン」です。米国や欧州をはじめ世界的に「健康によい影響がある物質」として注目。

善玉菌を増やして腸内環境をととのえ、お通じを良くしたり、余分なコレステロールなど体内で不要な物質を吸着して体外に排出したりする働きがあります。加えて水溶性植物繊維には腸内をゆっくりと通過する性質があるため腹持ちが良く、食べ過ぎを防いで太りにくくなるという効果も期待できます。

 

 

ダイエット以外にも! 「もち麦」がもつ7つの効果

もち麦の効果はダイエットだけではありません。大妻女子大学家政学部食物学科教授、農学博士の青江誠一郎先生によると、もち麦の主なパワーは7つなのだとか。

 1、コレステロール値が下がる

β-グルカンはコレステロールを分解してできる胆汁酸の排出を促す。その結果、血中のコレステロールが肝臓で分解され、コレステロール値が正常値まで低下する。

 

2、便秘が解消し、快腸に!

腸内の善玉菌を増やす働きがある水溶性食物繊維は、ふだんの食事では量がとりにくいが、もち麦には豊富に含まれている。腸内環境の悪化が便秘につながるため、気になる人におすすめ。

 

3、内臓脂肪が減ってメタボを予防

β-グルカンは、脂肪の吸収を抑制する働きもあるため、内臓脂肪を減らすだけでなく、高血糖を改善。さらに、かみごたえがあり、腹持ちもよいため、食べ過ぎを防ぐ。

 

4、食後の血糖値の上昇がゆるやかに

β-グルカンの働きで消化吸収のスピードが遅くなり、血糖値の上昇もゆるやかになる。インスリンが余分なブドウ糖を脂肪として蓄える働きも抑えられるので、糖尿病が気になる人はもちろん、ダイエットしたい人にもおすすめ。

 

5、セカンドミール効果

血糖値の上昇をゆるやかにして食欲を抑えるβ-グルカンには、この働きが次の食事まで続く「セカンドミール効果」があり、朝と夜、1日2回もち麦を食べると効果がアップ。

 

6、高血圧の人の血圧を低下

もち麦により内臓脂肪が減少すれば、血圧低下を期待できる。また、もち麦を含む大麦にはカリウムが白米の2倍含まれており、体内の余分なナトリウムを排出して血圧を下げる助けをする。

 

7、腸内環境がととのい、免疫力アップ

β-グルカンは腸内環境をととのえる他にも、腸内の免疫細胞を刺激するため、免疫力を高める働きがあると考えられている。花粉症などアレルギー症状の改善も期待できる。

 

もち麦 を簡単に取り入れるレシピを豊富に掲載

■サラダにプラス! もち麦トマトドレッシング

小さめに角切りしたトマト、ハーブ、塩、酢、オリーブオイル、こしょうを混ぜたものに、ゆでもち麦を入れるだけ。グリーンサラダにかけていただきます。

 

 

■朝ごはんに! しらすともち麦の雑炊

だしで煮たもち麦に、しらすとブロッコリースプラウトをトッピングするだけ!セカンドミール効果を期待して朝食におすすめです。(1人分155kcal/食物繊維4.6g)

 

■腸がスッキリ! キムチ納豆のもち麦チャーハン

炊いたもち麦ごはんにキムチ、納豆を加えてよく混ぜて、ごま油で炒め、刻んだニラを加えるだけ。最後にしょうゆをふりまぜたらでき上がり。発酵食品ともち麦で腸を元気に。(1人分420kcal/食物繊維9.5g)

 

【もち麦ダイエット&もち麦レシピについて、もっと詳しく知りたいかたはコチラ】

もち麦カバー_S0819(軽)

『もち麦でやせる!元気になる!』
牧野直子著
定価:本体750円+税
発売日:2016年9月2日(金)
判型・ページ数:AB・68ページ
ISBN978-4-07-418314-2

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【料理】 牧野直子(まきの なおこ) 管理栄養士、料理研究家、ダイエットコーディネーター。「スタジオ食(くう)」代表。おいしくて体にやさしいレシピや健康的なダイエット法などを提案し、テレビ、雑誌、料理教室、健康セミナーなどで幅広く活躍中。著書に『不調のときに助けてくれる野菜ごはん』(主婦の友社)、『やせる作りおきおかず』(永岡書店)ほか。

【監修】 青江誠一郎(あおえ せいいちろう) 大妻女子大学家政学部食物学科教授。農学博士。一般社団法人日本食物繊維学会副理事長。雪印乳業技術研究所を経て、2003年から大妻女子大学で教鞭をとる。大麦の食物繊維とメタボリックシンドローム予防に関する論文で2010年度日本食物繊維学会の学会賞を受賞。『もち麦ダイエットレシピ』(アスコム)監修ほか。

【医学監修】 松生恒夫(まついけ つねお) 松生クリニック院長。医学博士。東京慈恵会医科大学第三病院、松島病院大腸肛門病センターなどを経て開業。便秘外来を設け、30年間で4万人以上の腸をみてきた「腸のエキスパート」。著書に『朝の腸内リセットがカラダを変える』(主婦の友社)、『腸に悪い14の習慣』(PHP研究所)、監修に『かんたんもち麦ダイエットレシピ』(扶桑社)ほか。

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