「もうじゃ」ではない!「猛者」の正しい読み方、知っていますか?

2020.05.23 QUIZ

漢字にはさまざまな読み方があります。漢字の音読み、訓読みにしたがって正しく読める読み方もあれば、当てはめられた漢字と読み方が全くの別物、いわゆる当て字のようなものがあったりします。中には、正直な話「誤読の方が読みやすいのでは?」と思ってしまうようなものも…!

本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。

本記事で紹介するのは「猛者」。正しい読み方を知っていますか?

「猛者」の読み方は?

答えを聞くと「ああ、聞いたことある」と納得できる読み方なのですが、漢字だけでパッと出されたとき「もうじゃ」と答えてしまった人も少なくないのでは?

「もうじゃ」は「猛者」の正しい読み方ではありません(それどころか「亡者(もうじゃ)」と勘違いされてしまうかも…)。ではなんと読むのが正しいのでしょうか。

正解は…

正解は「もさ」です。

「猛者」とは

勇猛な人。また、富裕で勢いのある人。
力のすぐれた勇猛な人。荒っぽい人。もうざ。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

を表します。

なお、辞書には「もうざ」とも記載されています。

『世界大百科事典 第2版』によると、「もさ」という読みは、本来の「もうざ」を省略して読んだ形とのこと。「もうざ」と読まれていた「猛者」も、現代では「もさ」が一般的な読み方として普及しています(パソコン・スマホで「もうざ」と打っても「猛者」と変換されませんでした)。

平安時代後期に入ってから普及したとされる「猛者」。その意味は現代とほぼ変わらず、勇猛果敢な人や富裕な人、有能な活動家などを指しますが、先で紹介した辞典には“男性に対する美称の一つであった”とありました。

それから、女性の作家・長谷川時雨が昭和11年に発表した『凡愚姐御考(ぼんぐあねごこう)』には、“女猛者(おんなもさ)”という表現があります。

現代においては、“勇猛な人。また、富裕で勢いのある人”に当てはまる女性に使っても問題ないとは思いますが、“男性に対する美称”だったがために違和感があるかもしれませんね。

参考文献

  1. 世界大百科事典 第2版
  2. “女猛者”の読み方と例文|ふりがな文庫

 

 

 

★こちらの問題にもチャレンジ!

「量目」の読み方は?

答えは>>>こちら

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク