岩井志麻子 SNSで「リア充アピール」する、イマドキ若者に思うこと
最近よく聞く「パリピ」とは何ぞやと聞いたら、パーティーピーポーの略だといわれた。
ハロウィンがその象徴か、とにかく大勢の人が集まるイベントではしゃぐ人達、何かってぇと集まって飲んで騒いでいる人達を指すらしい。
それって、江戸末期の「ええじゃないか」だわ。
パリピ、ええじゃないか
天から御札が降ってくる、めでたいことがある、といった妙な噂が広まり、民衆は仮装して「ええじゃないかええじゃないか」と囃しながら町なかで熱狂的に踊り狂ったという、あれね。
リア充アピールはないけど、仮装して現場での一体感を求めたことは今と同じだ。
でも現代のパリピは心底お祭り騒ぎが好きというより、現場の証拠写真を提示したいのね。
SNSで、とにかく友達たくさんの充実した人生を送っている姿を見せにゃならんらしい。
目的はパーティに行くことなのか、写真を撮ることなのか
目的と手段が逆転してるというか、パーティーに行ったから写真撮るんじゃなくて、写真撮るためにパーティーに行く。
しんどくないのか、なんて余計なお世話はいわず、真のリア充はいちいち写真撮ってひけらかさない、なんて意地悪ばあさんになる気もない。
テレビ出演はパリピの最たるもの
そういう私も、作家になったら作品より本人が変だからってんでテレビにも出られるようになった、と思ってるのに。
最初から、テレビに出たくって作家デビューしたんじゃないの、なんて勘繰られるときがあるからね。
確かにテレビ出演って、パリピの最たるものだ。
ヘアメイクさんに髪も顔も作ってもらい、普段は着ない服着て、芸能人有名人と非日常的な会話して、その姿が全国に映る。
でもテレビ出演は思い出作りじゃない
岩井志麻子を見て憧れる、うらやましい、なんて人は滅多にいないってだけで、本人はバリピな姿をさらしているといっていい。
だけどテレビ出演時には何かに我を忘れて熱狂なんかしてないし、思い出作りをしてるんじゃない。仕事をしてるのよっ。
毎日パリピに本当の御札は降りてこない
子どもの頃、祭りはたまにあるから楽しいんだと親にいわれた。
毎日お祭りだったらお祭りも日常になって、楽しくなくなるぞと。
パリピも、そこんとこはわかっているよね。
SNSでは毎日お祭りに見せているけど、みんな普段は勤めたり学んだり家事してる。
そんな日常はない、毎日祭りで楽しいという人は、天から本当の御札を降らせてもらえなくなるよ。
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