【40代編集長の婚活記#203】50歳ハイスペ医師に「アノ話」を聞いてみた

2020.06.24 LOVE

それ、便利な言葉だよね

よく聞く離婚の理由だわ、性格の不一致って。便利な言葉よね。でも、この回答で終わりにはしないわよ。もう少し切り込んでみたい。

アサミ「性格のどういう側面が不一致だったのですか?」

レンズ「いろいろ、全体的にですよ」

アサミ「私、結婚したことないからわからないんですが、ある程度、性格が合うと思ったから結婚するのかなって思うんですけど」

レンズ「一緒に暮らすと違う点が見えてくるものなんです」

 

それはわかるけど…

お付き合いしているだけと、結婚して一緒に暮らすことで見えてくるものが違うのはわかる。でも、なんか合点がいかない。

アサミ「それはそうだと思います。でも、10年くらい一緒に暮らしていらしたんですよね?」

レンズ「そうですね」

アサミ「3年くらい暮らして“やっぱり違うな”というのはなんかわかるんですが、10年ってけっこう長いじゃないですか。もっと前にわからなかったのかなぁなんて思うんです」

結婚経験がない立場での、素朴な印象として聞いてみた。

レンズ「あえて言うなら、家にいなかったことじゃないですかね。僕はずっと大学病院勤めで忙しかったので」

 

10年もしないうちにわからない?

そんなこと、結婚して数年でわかりそうなものだけど。10年もかかるものかしら。そう言おうとしたそのとき、さえぎる言葉が出た。

レンズ「すみません。元妻とは離婚調停しているので、他人に話せることと、話せないことがあるんです」

離婚調停って、いわゆる家庭裁判所に申し立てるってヤツよね? 夫婦での協議離婚では決着がつかなかったってことかしら。

アサミ「あ、そうですか……」

最初に彼は「なんでもどうぞ」と言ったから聞いてみたけれど、答えられるかどうかはまた別なのね。

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