CAに学ぶ、2種類のヒール履き分けで作る「モテ美脚」

2017.02.03 LOVE

日に最多で4フライトをこなすCAたち。キャビンではほとんど立ちっぱなしゆえ、脚への負担は相当なものです。

ところで、CAたちが2種類のヒールを履き分けていることはご存知でしょうか?

今回はハイヒール&美脚づくりの視点から「モテ」に迫ってみましょう。

 

CAが2種類のヒールを履き分けているのはご存知ですか?

 

それは、

・機内用の3cmヒール

・機外用の7cmヒール

なのです。

日に最多で4フライト(移動がある場合は5フライト)をこなすこともあり、長時間の立ち仕事と気圧の関係で起こるむくみが悩みの種。それでもお客様にむくんだ「ゾウ足」をさらすわけにはいかず、日常のケアは欠かせません。

機内では3cmヒールが基本です。ほどよい高さのヒールは、機能性と女性らしさを兼ねそなえ、緊急時(走る、脱出用スライドをすべる)にも対応できるシューズとなっています。

機外では一転、キャリーバッグを引きながら颯爽と歩く姿を美しく演出する7cmヒールを履きます。もちろん、厚底靴やウェッジソールはNG。あくまでも「品よく、エレガントに」が鉄則です。

 

さて、CAのハイヒールを研究してみると……

 

私が勤務したエアラインで支給されていたものには、以下のような特徴がありました。

 

・制服に合わせたネイビーカラー

・履き心地のいい革製

・爪先が丸くラウンドした上品なフォルム

・ヒールは細すぎず、太すぎず(ちなみに、『銀座かねまつ』のもの)

 

支給された靴はCAたちが自己管理をし、革の退色・経年劣化(特にヒールの部分)はすぐに補修するよう、義務付けられています。

2種類のヒールの利点は、

 

・高さの違うヒールを履くことで、異なる筋肉のトレーニングになる

・同じハイヒールを履く習慣で起こる「足の指の神経の圧迫、炎症、痺れ」を防ぐ

・腹筋や背筋が鍛えられて、佇まいが美しく見える

・ヒールを履くことで、「女らしくあろう」とする意識が高まる。結果、仕草や表情にも女性らしさが表れる

 

でしょうか。

 

ここでご提案です

 

通勤はローヒールでも、目的地(オフィス・デート・パーティなど)に到着したら、ハイヒールに履き替えるのはいかがでしょう? というもの、ハイヒールの「モテ」を立証する意外な実験結果があるのです。

実験内容は、

「4種類の高さの異なるハイヒールを履いた女性が手袋を落としたら、周囲の男性は拾ってくれるか」というもの。

結果は、

 ・フラットシューズ……62%

 ・5cmヒール……78%

 ・9cmヒール……93%

実に、フラットシューズ着用時の1.5倍もの男性が、9cmヒールの女性に優しく接したのです。

 

もう一つの実験は、

「女性がバーで、靴がよく見えるよう脚を組んで座り、どれくらいの時間で男性から声をかけられるか」。

結果は、

 ・フラットシューズ……14分

 ・5㎝ヒール……11分

 ・9cmヒール……7分

何とフラットシューズより2倍速く、9cmヒールの女性に声がかかりました。

ハイヒールは、セクシーな女性の象徴といっても過言ではありません。

 

さて、ハイヒールを素敵に履きこなす美脚作りですが…

 

むくみが大敵のCAたちはそれぞれ、独自の美脚アイテムや方法があります。

 

1・フライトの休憩時に、足首回し・アキレス腱伸ばしなどのストレッチ

2・メディキュット等の着圧ソックスで血行促進

3・青竹踏み・ゴルフボールで足ツボを刺激

4・ボディ用オイルでフットマッサージ。血液循環、体液循環を促進

5・塩分控えめの食生活

6・ヨガ・スポーツジムでのトレーニングで筋肉増強

7・水をよく飲み、老廃物を流す

8・エレベーター等を使わず、階段を使う習慣

 

8つめの「階段を使う」は、CAの訓練時代に徹底された規則でした。訓練生はこの習慣で足腰が鍛えられ、ほどよく筋肉の乗った美脚作りに励みます。

CAに学ぶ、二種類のヒールを履き分けとモテ美脚づくり。ぜひ参考にしてくださいね。

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