丸山桂里奈に「結婚できないレッテル」貼ってたやつらの正体

2020.09.11 LIFE

元サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」FWでタレントの丸山桂里奈が結婚を発表しました。

 

丸山と言えば、バラエティーに進出したころは露出をいとわないキャラでやっていました。

 

混浴の温泉に入るという企画で、人目のあるところで脱いでしまったり、お尻を出したセミヌードを披露したりして話題を集めましたが、一部の人からは日本代表の名を汚すなというクレームもあったそうです。

 

なぜそこまでがんばるのか謎でしたが、どうも本当に天然キャラのよう。

 

天然だけど野生のカンが鋭い、それが一流なのかも

「しくじり先生 俺みたいになるな!」(テレビ朝日系)で本人が話していましたが、日本代表でありながら、サッカーのオフサイドというルールを知らなかったそうなのです。

 

逆に言うと、ルールもよく知らずに日本代表になれてしまうわけですから、野生の勘みたいなものを持っているということでしょう。

 

そんな丸山の結婚相手は、元サッカー選手の本並健治氏。19歳年上で、本並氏は再婚だそうです。

 

交際が始まったのは今年に入ってだそうですが、もともとは本並氏はなでしこリーグ・スペランツァFC大阪高槻の監督で、ロンドンオリンピックから帰国した丸山がチームに合流したそうですから、職場で知り合ったような感じでしょう。

 

そんな女性アスリートを勝手に「結婚できない」と見る人たち

みなさん、ヤフーコメントをご存じでしょうか。掲載されたヤフーニュースに対してのコメントなわけですが、これが辛口というか常にだれかを批判している偏りの強いものが多いのです。

 

ですが、丸山の結婚に関しては素直に「おめでとう」というコメントが並んでいます。しかし、一定数「この人が結婚できるなんて思わなかった」と書きこんでいる人もいたのです。

 

電車の中で「結婚できない人をゼロに」をキャッチフレーズにした婚活サービス会社の広告を見ました。イメージキャラクターは当時独身だった千原ジュニア。これを見たとき、イヤーな気持ちになったものです。

 

社会的地位もお金も持っている芸能人が結婚できないなんてことはないわけで。実際、ジュニアは空港のお土産物屋さんで働いていた18歳年下の女性をナンパして結婚しています。

 

お笑い男性の「結婚できない自虐」と鏡像の女性アスリート

結婚できないと言えば、今田耕司、岡村隆史、又吉直樹、徳井義実ら芸人4人が「アローン会」を設立し、NHKで何度か番組にしています。

 

が「アローン」なんて言っているそばから、徳井は「女性セブン」(小学館)にチャラン・ポ・ランタンのももとのデートを撮られ、同じく「女性セブン」で、今田耕司が若い女性とバーでデートしている姿をキャッチしています。

 

デートする相手はいるけれど、結婚するかどうかはわからないというのが彼らなわけで、全然アローンではないと思うのです。

 

男性芸人が「笑われるために」お仕事であえて「結婚できない」を装うのに対し、女性で勝手に「結婚できない」レッテルをはられるのは、フィギュアスケートや新体操のような美の競争ではない女性アスリートではないでしょうか。

 

そういえば、澤穂希も、吉田沙保里もやられていた

おなじく元サッカー日本代表の澤穂希が結婚したとき、「彼の胃袋を離さない得意料理は?」と言う質問が出ましたが、これって本当に失礼な話だと思うのです。

 

女優が結婚したときにこんな質問はでないわけで、質問した人は澤が料理がうまかったから「結婚できたんだ」と勝手に決めつけていないでしょうか。

 

女性アスリートと結婚と言えば、元女子レスリング選手で、霊長類最強と呼ばれた吉田沙保里に対する扱いも見ていて、イヤーな気分になるものでした。

 

吉田は結婚願望が強いこと、イケメン好きなことを公言していますが、バラエティー番組で「結婚したーい」と叫ばせて笑いをとっていた。

 

たぶん、メディアが望んでいるのは、こういう独身女性なのでしょう。でも、私は結婚するだけなら、誰でもできると思っています。ただ、結婚で幸せになるには、本人の人間力みたいなものが必要ですし、そもそも結婚がむいていない人もいることが知られていないだけでしょう。

 

結婚相手に必要なのは「価値観の一致」ではなく…

澤選手も丸山も、結婚相手はサッカー選手です。それはある意味当然のことで、男女とも、日本代表として厳しい戦いに長年身を置いてきたわけです。

 

若い人や私の地元であるイナカのヤンキーなら、「愛してる」だけで後先考えず結婚するかもしれませんが、年齢が高くなるほど「同じ何か」がないと結びつかないのではないでしょうか。

 

よく結婚相手の条件に「価値観が同じ」ことを挙げる人がいますが、そんな人いるんでしょうか同じ親の下に育った兄弟でも、価値観がまるっきり一緒ということはないわけで、となると「同じ何か」を共有できるかのほうが大事な気がします。

 

結婚に関しては、男性のほうがブランド志向だということは何度も書いていますが、日本代表まで行った女性アスリートは、競技の種類を問わず、ブランドな部類の人たちです。

 

元女性アスリートが結婚するたびに、「女性らしくしていないと、結婚できない」という刷り込みを感じますが、そんなものにどうぞ惑わされないでほしいと思うのでした。

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