【40代編集長の婚活記#215】そうじゃないのに…。50代医師とのデートの顛末
デートに舞い上がっていた

アサミ「理由というか、お言葉に甘えてしまったんだと思います。こんな風に男性にリードしてもらったこと、あまりなかったので」
レンズ「舞い上がっていたから、会計は男性に甘えていいと」
アサミ「そうじゃないです。でも、本当にその、思いつかなかったんです。“いいんです”と言われて、それでも“払います”って言うのはむしろ失礼なのかと思っていました」
それは私の甘えだった
レンズ「わかりました」
アサミ「あの、おいくらでしたか? お支払いします」
レンズ「そういうことじゃないんです。あなたは僕が言っている“自立していない”の本質がまだわかっていない」
アサミ「自立の本質?」
レンズ「あのとき払っていないけど、いま払えばいいとか、そういうことじゃないんです。簡単にいえば、お金の問題じゃない」
え、お金の問題じゃない?
アサミ「え?」
お金の話じゃないってどういうこと? お会計で払った、払っていないという話じゃなかったの?
レンズ「気持ちです。あなたには、気持ちがない」
アサミ「お礼の言葉が足りなかったのでしょうか」
レンズ「そうじゃないです。気遣いです。払ってもらってラッキーみたいな感じなんでしょうね、あなたは。払った相手がどう思っているのか。そういう気遣いが欠けているんですね」
もう、否定する気も失せてきた。いま私が何を言っても、彼は納得しないだろう。
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