【動物漢字】「バクバクグワ」ではありません!「摸摸具和」は何と読む?

普段はカタカナやひらがなで表記されることが多い動物の漢字。実は漢字の表記もあるのだけれど、目にする機会が少ないだけに、「これ、何のことだろう?」となってしまうことも多いですよね。

そこで本記事では、意外な読み方をする動物の漢字を出題します!

「摸摸具和」は何と読むでしょうか?

「摸」はあまり見かけない漢字ですが、「漠然」などで使う「漠」に似ています。

「摸摸」は「バクバク」と読むのかな?と思ってしまいますが、そうではありません。

「摸」は、「模試」などに使う「模」にも似ていますね。

ということは、「摸摸」は「モモ」と読むのでしょうか?

そうなると、「摸摸具和」は「モモグワ」でしょうか?

答えに近づいてきましたよ!

正解はこちらです。

「モモンガ」です。

モモンガは平安時代、「モミ」と呼ばれていました。

「モミ」が転じて「モモ」となり、後に鳴き声の「グヮ」が加えられ「モモングヮ」となりました。

摸摸具和という漢字は、この「モモングヮ」に当てられたのですね。

「モモングヮ」が「モモンガー」となり、現在の「モモンガ」と呼ばれるようになりました。

モモンガといえば、飛膜を使って滑空する夜行性の動物です。

そのような特性のためか、かつてモモンガは、正体不明の妖怪や化け物と変わらない認識をされていました。

現在でも「ももんがあ」という言葉があり、動物のモモンガを表すとともに妖怪の真似をすることの意味もあります。

1 モモンガのこと。
2 頭から着物をかぶり、ひじを張って、モモンガのようなかっこうをして、子供などをおどすたわむれ。また、手の指で目や口を大きく広げた顔を作り、怪物のまねをすること。
3 人をののしっていう語。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

参考:語源由来辞典

では続いて、「鼯鼠」は何と読むでしょうか?

実は、「鼯鼠」は「モモンガ」と読むこともあります。

平安時代、モモンガとこの動物と区別されていませんでした。

このため「鼯鼠」の読み方には、「モモンガ」ともう一つの読み方の二通りがあるのです。

区別されていなかったということは、その二種類の動物がよく似ているということですね。

モモンガとよく似た動物、ピンと来ましたか?

正解はこちらです。

「ムササビ」です。

「鼯」の一字だけでも、「むささび」と読みます。

ムササビとモモンガは分類上も近く、見た目も良く似ています。どちらも木から木へ滑空することができます。

ムササビはモモンガより一回り大きく、ムササビは「飛ぶ座布団」、モモンガは「飛ぶハンカチ」と呼ばれたりしています。

ムササビの語源は「身細び(みささび)」に由来し、飛膜を広げたときに比べて体が小さかったためという説があります。

また、夜行性で飛ぶことから「晩鳥(ばんどり)」という異名もあります。

ムササビやモモンガには「野衾(のぶすま)」という異名もあり、江戸に伝わる妖怪の一種にも同じ名前が付いています。

妖怪の野衾は、ムササビやモモンガのような姿をしているそうです。

実際には可愛らしい姿をしているのに、夜の暗闇でピュンと飛ぶ姿しか見えないため妖怪にされてしまったのですね。

参考:語源由来辞典

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