【40代編集長の婚活記#227】40代独女が「出会ってしまった」運命の相手とは?
群れるのは得意ではなかった
5~6歳ではあるが、「鶴も一人になりたいの! すごくわかる!」と思ったのだ。一人の時間、一人の空間の大切さを幼少期から欲していた。フツーは、母親と一緒にいたいとか、友達と一緒にいたい気持ちのほうが強い時期なのかもしれないが……。思えば子供の頃から、休み時間に席に座ったままあえて一人で過ごすこともあった。まぁ、相対的には友達と一緒に遊んでいるほうが多かったけれど、ときどき一人で過ごすことを選んだ。自由に休み時間を使いたかった。
小学生になって自分一人の部屋がもらえてからは、部屋にとじこもって本を読んだり、日記を書いたり、絵を描いたり、音楽を聞いたり……考えごとをするのが好きだった。
私の「一人好き」は、大人になってから始まったものではない。幼稚園児だった頃から始まっていたのだ!
「一人暮らしでよかった」と痛感
そんな筋金入りの一人好きが、コロナ禍になって思ったのは「一人暮らしでよかった!」ということ。
在宅ワークをしていて思った。もし、自分の家にもう一人誰かがいて同じように在宅ワークしていたら……ちょっと仕事がしづらいかもしれないと。
我が家は2LDKで、2人暮らしだったら別の部屋で在宅ワークすることもできる。しかし、別の部屋で仕事できればいいとかの問題ではない。仕事をしているところを、たとえ家族だとしても、見られたり聞かれたりしたくない。それに仕事の合間の休憩は一人でリラックスしたい。
部屋は違ったとしても、同じ家という空間に他人の存在があると、自分のペースを乱されるし、ストレスになる気がしたのだ。
結婚しても「別居婚」が理想
以前からぼんやりと感じていた「かなりの一人好き」。しかし、私の場合は好きというレベルではなく、もはや「意思」だ。
「私はいま、一人の空間で暮らしたい」
この気持ちがここまで明確になったのは、コロナ禍があったからだと思う。
つまり、婚活を経て結婚したとしても、いまは同居したくない。別居婚というカタチが理想だということ!
別居だったら結婚、つまり入籍する必要はあるのだろうか? そう思ったのだ。
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