【40代編集長の婚活記#227】40代独女が「出会ってしまった」運命の相手とは?
「出会ってしまった」相手とは
そして、婚活を休むことにした最大の理由が3つ目の「出会ってしまった」。尊敬できて、いとおしくて、支えたいと思う人との出会い。
始まりは、なんと2年以上前にさかのぼる。
突然だが、ここ数年、私は猫が好き。飼ってはいないけれど、たまらなく猫が好き。
モフモフの毛並み、くりくりの目、キュンとした口元、愛らしい仕草、好き嫌いがハッキリしている性格、甘えたと思ったら突然飽きるツンデレ感。あぁ、可愛い……。
あるSNSでは、気がつけば猫アカウントばかりフォローしている。
猫がアイドル☆
もともとアイドル好きで、ファン気質の傾向が強かった。その気質が猫に対してもいかんなく発揮され、お気に入りの猫さんの投稿には頻繁に「いいね」を押し、次第にコメントするようになり、コメント回数が増えていった。
「可愛い」とか「たまりません!」とか、ただファンとして好きを伝えるだけ。それだけで満足。自分のコメントに「いいね」を押してもらえたり、返信をもらえたら超うれしい気持ちになった。
熱心にコメントしていたためか、次第にいくつかのアカウントからは猫好きだと認識していただき、フォローバックをしてもらえるようになった。
ファン気質的には、大好きな猫さんアカウントからフォロバしていただくなんて、なんたる光栄! さらにコメントを増やしてしまう……というループに入っていった。
それは一つの猫アカウント
私が熱烈ファンになったい猫アカウント、その一つが彼のものだった。彼の名前を「キャットさん」としよう。
キャットさんは、めちゃくちゃ可愛い子猫たちの写真や動画を投稿している人だった。それも1~2匹ではない。何十匹という子猫ばかり。
子猫の寝顔や、ご飯を食べているところやおもちゃで遊んでいるところ。毛布をフミフミしている姿や、スリスリしている姿。「ミャー」と甘えてくる声、ギュッとかたまって猫団子になっているところ……。あぁ、可愛い♡
とにかく投稿する写真と、そこに加えられたコメントがとても愛にあふれていたのだ。
スポンサーリンク