君島十和子さん、この1年で変えた「紫外線ケア」とは?#1

この1年で激変した私たちの美容。いま注目すべきこと、大切にすべきことは何なのでしょう? ステキに年を重ねている美の専門家たちに「いま大切にしている3つのキーワード」を聞いていきます。

 

初回のご登場は、美白のパイオニア、君島十和子さん。美容家として、また自らのこだわりを詰め込んだ美容ブランド「FTC」のクリエイティブディレクターとしてご活躍中の君島さんに、3つのキーワードを伺いました。

3回連続でお伝えする1話めです。

 

君島十和子さん

1966年東京都出身。85年『JAL沖縄キャンペンガール』としてモデルデビューし、『JJ』専属モデル、
女優として活躍する。96年、君島誉幸氏(現・FTC代表取締役社長)との結婚を機に芸能界を引退。
05年にスキンケアブランド「FELICE TOWAKO COSME(現FTC)」を立ち上げる。自身の日焼けのトラブルを
きっかけに開発したブランド第1号商品、UVパーフェクトクリームは多くの女性から支持され、
ベストセラーアイテムに。 現在は二人の娘の母として主婦業をこなしながら、20年以上に及ぶ
自身の美容体験をもとに、FTCクリエイティブディレクター、美容家として精力的に活動。
『食べるコスメ』(小学館)、『十和子道』(集英社)、『私が決めてきたこと』(KADOKAWA)など著書も多数。

 

keyword・1  紫外線ケア

君島十和子さんインスタグラムより

–私たちの憧れ、君島十和子さん。その美肌は「十和子肌」と讃えられ、十和子さんファン「トワラー」も多数生まれました。十和子さんと言えば、まず思い浮かぶのが美白です。十和子さんがクリエイティブディレクターを務めるフェリーチェトワココスメ、現在のFTCも、UVクリームからスタートしました。紫外線には並ならぬ思いがあるのではと思います。

 

実は、私が芸能界に入った10代のころ、まだ世の中には美白という言葉がありませんでした。

 

当時は紫外線ガードの意識も低く、私はお仕事で無防備に肌を焼いてしまいました。いちばん肌の美しい若い時期なのに、その後のトラブルとケアに大変な苦労をしたんです。

 

当時は納得のいく化粧品もありませんから、粉末のビタミンCの美容液を溶いて肌に塗ったりしました。それはもう、パリパリで、最悪(笑)。

 

そこから考えれば、世の中の紫外線に対する意識は劇的に上がりました。

 

FTCのショップがある表参道では冬でも日傘をさした方が歩いています。

 

自分の素肌と向き合い、もっとできることがあると気がついた日々でした

君島十和子さんインスタグラムより

–そんな中、コロナが世界を襲いました。十和子さんご自身の肌が、コロナに影響を受けたことは?

 

コロナ禍では紫外線のほか、たるみを気にするお客様が増えました。私がまず感じたのはマスクによる乾燥です。

 

マスクをつけていると内側が湿気がこもり、外した瞬間にこもった水分がわっと逃げますから、いつもより口周りが乾燥して。

 

もう一つ、マスクでこすれるせいで、吹き出物のトラブルにも悩まされました。皮膚科を受診したところ、角質の肥厚トラブルも増えたと先生に伺いました。マスクで皮膚に摩擦が起きますし、触れているから衛生的にも問題がある。肌を潤わせてバリア機能をしっかり働かせる必要があるのですね。

 

自粛とマスクでメイクに凝らなくなって、自分の素肌の状態に目がいくようになりました。朝すぐにメイクをせず、そのまま素肌で家にいるので、素肌への思いが強まりました。

 

そして、自分では肌にこだわってきたつもりでしたが、日々の雑事に流されて手が届いていなかったこと、もっと回復できることがあったと気づきました。その対策に取り組む日々でした。

 

美白のパイオニアですら焼けてしまった「想定外」の夏

君島十和子さんインスタグラムより

–自粛で外出をしませんから、紫外線にまつわるトラブルが減ったのではないでしょうか?

 

それが反対に、私は今年は日焼けをしてしまいました。

 

普段なら朝食を食べたあとはすぐUVクリームを塗って、メイクをして出かける支度をしますよね。でも、自粛期間で会社に出ないとなると、そのままなんとなくお茶を飲みながらメールチェックを始めて、仕事に入ってしまいがちで。

 

気がついたら、あら、UVクリームを塗り忘れていたわ!という日がありました。日頃から、UVクリームまでがスキンケアと思っていますから、外に出るという意識があればUVを塗り忘れることなんてないのに。

 

といっても、毎日のことではなく、数回ですよ。ちょっと遅くなって10時や11時に塗る、その数時間の積み重ねが蓄積したなという実感がありました。

 

室内にいても紫外線は入り込み、日焼けしてしまうのは自分でもわかっていました。自宅のリビングはとても日当たりがよく、警戒して毎日紫外線カットの薄いカーテンをひいていたつもりでした。

 

でも、日に焼けた実感があって。焼けてみて改めて、朝出社するために毎日繰り返してUVクリームを塗っていた、その大切さを知りました。

 

忙しい女性こそ、朝のケアを重点的に。パックも敢えて朝に

朝、FTC ザ ホワイトニング 3Dマスク PWでパック中の十和子さん(君島十和子さん撮影)

–十和子さんですら日焼けをする、恐るべき夏だったんですね。その分だけプラスするケアも必要になったと思います。

 

私の美肌理論では、スキンケアとは紫外線ケアであり、潤いケアであり、同時に美白も。これらは切り離せないベースです。

 

日焼けしてしまった肌を早く代謝させてあげるには、うるおいを高めるしかないと思います。なので、私は朝のケアにマスクを追加しました。

 

夜って、紫外線もありませんし、睡眠中に内側からも修復ホルモンが働きます。それらが効率よく働いてくれることに集中。

 

でも、昼間は外出の移動などで不用意に日光を浴びます。ですから、守るべきは日中の肌。時間を作ってしっかりケアするべきなのは昼間の肌なのです。

 

会社に行かないので朝の時間に余裕が生まれました。首元までしっかりと覆ってくれるシートマスク、FTC ザ ホワイトニング 3Dマスクを使うほか、コットンパックをすることも。

 

愛用のヴェレダの大判コットンを4枚に割き、薬用美白化粧水、FTC ザ ホワイトニング ローションをひたして、気になる口元と、目元にだけ置いたり。うるおいを角質層にしっかり届けます。

 

もう一つ、マスクの前に導入美容液を使うことも重要。マスクの美容成分を引き込みやすいなと思っています。

 

特に私くらいの年齢になると乾燥も激しいですし、若い人のようにスッと取り込んで保つことができないので(笑)、50代に入ってから必ず使うようになりました。愛用はFTC フローラパワー リポセラムです。

 

この機会だからこそできるケアもありました

十和子さんが毎朝愛用するスターアイテムたち。(左から)洗顔後の不安定な肌のコンディションを奥深くから立て直し、保湿効果が72時間持続する導入美容液。FTC フローラパワー リポセラム 30ml 9,570円(以下すべて税込) 加齢による黄ぐすみや、めぐり不足のくすみ、ハリの低下までケアする美容液ミスト。FTC FFプレステージケア セラミスト120mL 8,580円 即効型ビタミンC誘導体「VCエチル」など有効成分をたっぷり30ml配合した贅沢パック。FTC ザ ホワイトニング 3Dマスク PW 30mL×1枚 1,540円/FTC (君島十和子さん撮影)

–朝のケアを追加となると、段取りも重要です。どういう順番でケアをしていますか?

 

私は、普段から朝もクレンジングクリームでスタート。朝、クレンジングで優しく毛穴ケアをしてあげて、肌のバランスを整え、洗いながら肌を起こしてあげる感じです。

 

洗顔のあとに導入美容液、シートマスクと続けます。ミスト状美容液、これから3月4日に発売される美白セラムのFTCホワイトニング リポセラム、そのあとクリーム。そして最後にUVクリームを忘れずにオンします。

 

ミスト状美容液、FTC FFプレステージケア セラミストはこれまでも、会社で気分転換にしゅっとスプレーしていました。自宅では会社と違ってご来客があるから、会議だからと躊躇することもありませんから、気兼ねなく頻繁にスプレーしています。

【十和子さんおすすめアイテム#1】

 

FTC ホワイトニング リポセラム(薬用美白美容液)3月4日発売 30ml 5,940円 /FTC

3月に発売される新しい美白セラム。マスクによる接触性皮膚炎や色素沈着にも対応し、肌表層のバリア機能を高める新しい美白美容液。少量で直接肌にアプローチする美白有効成分VCエチル、色素沈着ケア成分ナイアシンアミド、抗刺激・鎮静成分アラントインの3つの美白成分を配合。FTC独自開発の国産コメ発酵液による新しいリポソーム「F-Some」で肌奥深くまで届ける。

 

FTCサイトはこちら

 

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