花粉症は噛んで対策!医師が薦める「唾液力」を高める5つのコツ

本格的な花粉症の季節になってまいりました。ツライ症状に悩まされている方も多いのではないでしょうか?

ツライ花粉症の対策として、高めておきたいのが「唾液力」。

今回は、「唾液力」を高める日々の食事のコツを、水嶋クリニック・水嶋丈雄院長監修『花粉症・アレルギーを自分で治す70の知恵』からご紹介します。

 

腸は人体最大の免疫器官

腸は消化吸収を行うだけの器官ではなく、人体で最も強力な免疫機能を備え、全身の免疫力を左右する急所です。

私たちは、花粉や細菌、ウイルス、空気中のちりや排気ガスなど多くの異物に囲まれて暮らしています。

こうした異物が体内に入り込んでも、多くの場合、私たちが病気にかからずにすむのは、体に備わっている免疫力が働くからです。

この免疫力を担っているのが、腸に集中して存在するリンパ球や顆粒球といった免疫細胞です。

つまり、腸こそは、人類最大の免疫器官であり、腸の状態のよしあしが免疫力の働きのカギを握っているのです。

 

「唾液力」を高める5つのコツ

腸の働きをよくするためには、老廃物をためないことが大切です。

そこで、腸の働きをよくするためにオススメしたいのが、「唾液力」を高めることです。

食べ物を咀嚼するときに出る唾液は、消化を助け、腸への負担を軽くしてくれます。

唾液は、噛めば噛むほどたくさん出てきます。食材の選び方や調理の仕方などを工夫することによって、噛む回数を増やし、「唾液力」を高めることができます。

その5つのコツをご紹介しましょう。

 

1.噛みごたえのある食材を選ぶ

食物繊維の多い根菜類や海藻類、きのこ、筋繊維のしっかりしている豚肉や乾物系などのかたい食材が効果的です。

 

2.水分の少ないメニューを選ぶ

水分が少ない分、咀嚼回数が増え、唾液量も増えます。違った味や口当たりを脳が感じて、噛む量が自然と増えるため、食感の違うものを組み合わせるとよいでしょう。

 

3.材料は大きく切る

噛むことは材料をできるだけ小さくすりつぶす作業なので、大きめに切っておけば、自然に噛む回数が増えます。

 

4.一口ずつゆっくり食べる

流し込むように食べるのではなく、一口ずつ口に含み、食べ物本来のおいしさを引き出すつもりでゆっくりと味わいましょう。

 

5.水やお茶は食後にとる

食事の間に水やお茶を飲みすぎると、水分で食事を流し込み、あまり噛まずに飲み込むことになります。水分は食後にとるようにしましょう。

 

食べて飲んで不調を解消する健康食レシピが満載!

今回ご紹介した「唾液力」を高めるコツは『花粉症・アレルギーを自分で治す70の知恵』に掲載されています。

根菜類や海藻類、きのこでつくる料理やおつまみの簡単レシピだけでなく、体操やツボなどもたくさん紹介しています。

毎日無理せず花粉症を治したい!という方にオススメの一冊です。

花粉症・アレルギーを自分で治す70の知恵/水嶋丈雄 (監修) 主婦の友社 1,300円+税

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