【40代編集長の婚活記#242】もしかして「この人」! 40代バツイチ男性に会った瞬間に思ったこと
においと好意の関係性
彼のにおいがフレグランスによるものなのか、洗剤によるものなのか、ご自身のものなのかはわからない。言えることは私にとっては心地いいということだけ。そして、においについては興味深い研究結果がある。
1995年、スイスの生物学者クラウス・ヴェーデキント博士を中心としたドイツのボン大学の研究によると、「女性は自分と異なる遺伝子型を持つ男性のにおいに、もっとも魅力を感じる」という結果が発表されているのだ。
これは、44人の男子学生を集め、2日間にわたって昼も夜も同じTシャツを着てもらい、その後50人の女子学生にTシャツの匂いを嗅いでもらったという実験。
女子学生がもっとも心地よいと感じたにおいは、配列のもっとも異なるタイプの遺伝子を持つ男子学生のもので、逆にもっとも嫌悪感を持ったにおいは、近いタイプの遺伝子を持つ男子学生のものだったという。このにおいは、白血球に含まれる遺伝子の複合体である『HLA遺伝子』で、つまり「女性は、HLA遺伝子の型が最も異なる男性のにおいに魅力を感じる」と報告されている。
こんな研究発表もあるのだから、自分が感じる「におい」の好みを、判断基準するのもアリな気がする。
歩き方でわかる、男性のタイプ
移動する電車の中ではちょっと緊張していたが、実際に会ってみると緊張感が一気にほぐれた。というか、初めて会う感じがしない。彼も同じことを言っていた。
保護猫施設まで歩きながら、もうひとつ、気づいたことがある。それは、彼が私に歩調を合わせてくれること。
4年半婚活デートをしてみてわかったのは、男性には「歩調を合わせてくれる人」と「自分のペースで歩く人」がいること。そして、前者はレディファーストで「並んで歩いていこう」というタイプ、後者は「オレについてこい」タイプもしくは「気が利かない」タイプだったりする。
あくまでも個人的好みだけれど、私は「並んで歩いていこう」というタイプが好きだし、そのほうが落ち着く。婚活で出会った男性で、柔和な印象だったのに歩いてみると「オレについてこい」タイプもけっこういた。これも、オンラインだけではわからないことかもしれない。
二人並んで歩きながら
キャット「アサミさんは昔から猫がお好きなんですか?」
アサミ「いえ、ここ4年くらいでハマったんです」
キャット「どうしてですか?」
アサミ「最初は『ねこあつめ』っていうゲームがきっかけなんです」
キャット「なつかしい! 僕も以前やってました」
アサミ「それきっかけで猫そのものに興味が出て。それからSNSで見ているうちにホント可愛いと思うようになって」
キャット「SNSで猫の可愛さを知ってくださったかた、多いと思います」
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