【40代編集部長の婚活記#254】結婚相談所に断られた49歳「あの人」に連絡する
40代の婚活は、新たな自分に気づかされることがたくさんある。婚活歴4年10カ月のOTONA SALONE編集部長・アサミ(49歳)は、これまでに100人以上もの男性と出会ってきた。
「チャレンジしての成功体験や失敗体験が大切」なことに気づき、これまでの婚活で経験していなかった見合いや結婚相談所に足を踏み入れてみることを決意。約1年前、仕事で知り合った仲人のクミさんに連絡をしてみたのだが……!?
この話は40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活改め、パートナーを探す活動=「パー活」ドキュメントである。
初めての結婚相談所で
1年前に仕事の関係で知り合った結婚相談所の仲人クミさん。当時の「よかったらいつでも」という言葉に甘えて連絡してみたのだけれど。
仲人クミ「なんで私が何度も『本当に結婚したいですか?』ってお聞きするかというとですね」
オンラインでのカウンセリングが20分くらい続いただろうか。その間、確かに彼女は4、5回この質問を繰り返していた。
仲人クミ「この質問に、言い訳なしにYESって言える人じゃないと、私はお見合いのお相手を紹介できないんです」
ドキッとした。そしてその通りだと思った。
仲人クミ「アサミさんにうちの結婚相談所に登録してもらったら、宣伝効果もあるし、アサミさんとお見合い希望される方もいると思います。でも、アサミさんの結婚の意思がぼんやりしているうちは、うちの結婚相談所では紹介できません!」
まさかの門前払い!
なんと、入会を相談したのに結婚相談所に断られるとは……! 予想していなかったまさかのパターンに狼狽する。でも、よく考えればクミさんは当然の対応だ。
アサミ「クミさんのおっしゃる通りです。いまの私が誰かをご紹介いただくなんて……虫のいい話ですよね。すみませんでした」
同時に1年以上ご無沙汰していたのに図々しく連絡した自分を恥じた。
仲人クミ「そんな、謝らないでください。ご連絡いただいたのはとてもうれしかったです」
アサミ「いえ、クミさんのお時間をムダにしてしまいました」
仲人クミ「全然、お話できたことが楽しかったですし、一人の独身女性の考えを聞けたことが貴重な経験でしたから」
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