
「がんばらないまとめ髪」が正解! 40代の品ある簡単アレンジ
40代はとにかく盛るのではなく、引き算も大切です。服はやっぱり華やかにしたいし、顔のあれこれを隠したいからメイクはそれなりにしっかりしておきたい……。じゃあ、どこで引くかといったらヘアスタイルです。
1:耳を隠した低めシニョンが大人にマッチ
パリジェンヌのようなお団子ヘア。一見カジュアルになりそうな気がしますが、華やかなワンピースやドレスにもしっくりとハマります。
えり足にそうようにつくった低めのおだんご。長め前髪は自然にはらりとおろして。
■ゴム1本ピン2本でできる低めお団子のつくり方
お団子ヘアは難しいというイメージですが、低めにまとめるスタイルは難易度低めです。
さまざまなシーンで活用できるので、ぜひ練習してマスターしてください。
①手ぐしで髪を集めます。耳が半分隠れるようにサイドの髪をかぶせて後ろにまとめます。前髪は無理にまとめず、自然と落ちてくる毛束を残します。前髪アリの人は顔周りにおくれ毛を残さずスッキリまとめて。
手ぐしの跡がほどよく残るくらいざっくりと集めて大丈夫。サイドの髪はあとで引き出すのでたるませすぎないこと。
②結ぶ位置はえり足の生え際ギリギリくらい。耳の下のラインあたりでしょうか。
最後は毛先を抜き切らず、毛束の輪ができるようにします。
結び目をおさえて後頭部から毛束を引き出し、ボリュームを出すことも忘れないで。
③輪になった毛束を左右に開き、丸い形に整えます。毛束を合わせたら上からピンをさして固定。
余った毛先は結んだ根元にそわせてピンで留めます。

左右に開いた髪を留めるときは上から根元に向かってピンをさします。

適度なボリュームのある丸いお団子が完成。
ロングヘアの人は毛先が長く余るので、根元に巻きつけてピンでとめてください。
おくれ毛を最小限にすること、耳を隠してサイドに面をつくること、低い位置で結ぶことでクラシカルな印象に。

耳をチラ見せすることで色っぽさが漂う。
長め前髪をおくれ毛にするときはパサつきをおさえ、束感をつくると疲れたオバサンヘアを回避できます。生え際がもしゃもしゃしている、うねるという人はアイロンでのばしておくこと。熱を加えることでツヤも出て見た目印象がぐんとアップします。
詳しくはこちら>>「がんばらないお団子ヘア」が正解!40代の品ある簡単アレンジ
2:リフトアップもできちゃうハーフアップ

年代問わず好感度の高いハーフアップスタイル。ミニくるりんぱの効果で目もともスッキリ。
耳上の毛束を後頭部でまとめてくるりんぱにするだけ。ダウンスタイルでもこっそりと仕込めますよ。
では、つくり方です。
①耳上の髪を取り分けます
フェイスラインだけでなく、目もとも引き上げたいので眉尻あたりまでの髪を取り分けると全体が上がったような印象になる。
②角度を決めて後ろでひとつに結びます
トップの髪はクリップなどで留めておきましょう。細いゴムを使って目立たないように。
③くるりんぱをします
結んだだけだと毛先がぴょんと立ってしまうので、くるりんぱをして寝かせます。
④ミニくるりんぱを仕込んだ状態で、トップの髪をひとつにまとめます
生え際が目立たないように顔まわりに毛束を残しておくのがポイント。
⑤後ろで結んでくるりんぱ
ミニくるりんぱよりも下に結んでくるりんぱにします。ほどよく後頭部にふくらみが出て、横からみてもフォルムがきれい。
ちなみに、③までで終わりにしてダウンスタイルにしてもGOOD。

左がBefore。右がミニくるりんぱをした状態。UPスタイルにしなくても、目もととほおが自然に上がった印象に!
これなら、忙しい朝でもできそうですね。コツをおさえてトライしてみてください!
スポンサーリンク