イエベ?ブルベ? 「パーソナルカラー診断」のセルフチェックテスト
「お疲れみたいですね」。そう言われることが増えたのはここ2年くらいでしょうか。そんなときに限って、むしろ睡眠時間がたっぷりとれていたり、栄養バランスもとれていたりで、自分的には疲れていないのに。肌の調子がとりたてて悪いわけでもない。目の下にクマがあるのはここ5年以上のお約束。なのにどうして今日は疲れて見えるのでしょうか……。オトナの女性のみなさん、同じように思ったことはありませんか?
他人からの印象にギャップがあるのはなぜ?
その一方で、「肌ツヤツヤですね」と言われる日もあったりします。とってもうれしいんですけど、そんなときに限って睡眠不足だったり、自分的には肌の調子はあまりよくないと思っていたりもします。なのに、疲れて見えない模様。自分で感じる実態と、他人からの印象にギャップが生じるのはどうしてなのでしょうか?
理由がわかりました。原因は、「服の色」! パーソナルカラースタイリストの矢吹朋子先生によれば、自分に似合う色を着ているか、それとも似合わない色を着ているかで、「お疲れに見える」かどうかが決まるのだそうです!
肌がキレイに見える色=疲れて見えない!
パーソナルカラー診断というのを聞いたことがあるでしょうか? もともと持っている「1.肌質」「2.虹彩(瞳の色)」「3.髪の色」の3つの要素の調和から似合う色のグループを見つけ出すものです。ただ、現代はヘアカラーをしている人がほとんどなので髪の色はあまり加味せず、「顔映りがよく、肌がキレイに見えるトップスの色」を3つ目の要素として診断を行うのだとか。これで導き出された自分に似合う色が「新・パーソナルカラー」となります。
似合う色とは、好きな色やキレイな色というわけではなく、肌の色ムラの悩みをカバーしてくれる「補色」です。肌のくすみを隠してくれたり、目のクマを感じさせない色のことをいいます。
大人になったら好きな色やトレンドカラーというだけで服やメイクアイテムを選んではいけません! 大切なのは「自分に似合う」かどうか。似合う色の服を選んでいれば、顔映りがよく美肌に見えるわけですから、若く見えたり、透明感が出たり、小顔に見えたり、やせて見えたりもするわけです。肌悩み多き40代ともなれば、このルールに乗らないテはないでしょう!
新・パーソナルカラー診断とは?
新・パーソナルカラー診断では、「スプリング」「サマー」「オータム」「ウィンター」の4グループに分類されます。
まずは肌の色や気になる肌悩みなどから、イエローベース/ブルーベースの2つに分かれます。クリーム系の肌色ならイエローベース、ピンク系や白っぽい肌色ならブルーベースです。
さらに、表皮が薄く顔に赤みが出やすければ、ソフトタイプ、あまり赤みが出ないしっかりとした肌質ならハードタイプに分かれて、このかけ合わせで上記の表の4グループになります。各タイプのイメージはこんな感じです。
パーソナルカラー診断 4つのタイプ
スプリング(イエローベース):春のお花畑や新緑をイメージさせる、明るく活発な感じ。若々しくキュートな印象。
サマー(ブルーベース):夏の紫陽花や朝顔、海をイメージさせる涼やかで透明感のある雰囲気。ソフトでエレガント、知的な印象。
オータム(イエローベース):紅葉、森林などをイメージさせるナチュラルで包み込むようなやさしさが特徴。大人っぽくつややかな女性らしさ。
ウィンター(ブルーベース):雪やポインセチアのイメージ。鮮やかでインパクトがあると同時に、落ち着いたピュアな印象もあり。
あなたのパーソナルカラーをCHECK!
自分のパーソナルカラーを知りたいかたはコチラ。以下のチェック項目のうち、一番多く当てはまるものがあなたのパーソナルカラーになります。
Spring(スプリング)
□色素が薄く髪が元々明るい茶色。
□瞳が明るいブラウン
□目の下に青くまが出やすい
□皮膚が薄く繊細そうな肌をしている
Summer(サマー)
□顔全体にふわっと赤みが出やすい
□瞳の色が柔らかな黒
□まぶたと目尻に茶くまが出やすい
□大柄よりも繊細な柄が似合う
Autumn(オータム)
□ダークブラウンの髪色がしっくりくる
□瞳の色は落ち着いたダークブラウン
□頬に赤みが出にくく唇に色味がない
□毛穴が少ないクリーム系のベージュor小麦肌
Winter(ウィンター)
□髪色は濡れたような黒が似合う
□黒目が深い黒で目力があると言われる
□大柄や太いボーダーが似合う
□肌色が浅黒いor陶器のような白肌
少しでも肌がキレイに見られたいですから!
新・パーソナルカラー診断で、私はイエローベースの「オータム」でした。オ―タムの人が似合う色は暖色系で濃いめの色が多く、いわゆる淡いパステルカラーはあまり似合わないようです。
「お疲れみたいですね」と言われたときに何を着ていたか思い出してみました。あのときの私は、ペールブルーのシャツやラベンダー色のニットを着ていました。つまり、私の肌をカバーしてくれる「補色」ではないため、肌がくすんで見えてしまっていたのです。逆に、褒められたときはテラコッタやカーキ。オータムに似合うパーソナルカラーを着ていたのです。
高校生のころに流行った歌の「好きな服を着てるだけ、悪いことしてないよ」という歌詞よろしく、基本的に好きな服を着てきましたし今後も着ていきたいと思うけれどそれはデザインの点ということにして、色は似合うものを選ぶようにしていこうと思います。加齢による影響は否めないお年頃ですもの、「疲れて見える」「くすんで見える」「太って見える」というのは、できるだけ避けたい。若作りするほどではありませんが、やっぱり5歳くらいは若く見られたい願望、ありますから……。
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書籍名:『美人だけが知っている似合う服の原則』 著者:矢吹朋子
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