足汗で「足、臭いっ!」って言われるその前に カンタンに出来る対処法
ここ数日、フローリングを素足で歩くとペタペタと音がしませんか? なぜって? それもこれも、足汗のせい。
多汗症の私にとって、足汗は季節を問わず放出されるもの。なので1年中意識して生活していますが、多くの人が「まぁ、いいか」と放置してるのでは? でもその考え、絶対良くないです。鼻から離れた場所にあるのでニオイに鈍感になってるかもしれませんが、他人からしてみれば相当な悪臭を放っていることも。また、足汗は粘着性が高いため乾きが悪く、冷たい水分が原因となって体を冷やしてしまうのです。末端冷え性も、足汗が大きな要因になってるんです。
そこで今回は、足汗の対処法をお教えしましょう。
対策1:濡れタオルで拭く!
夏は素足派という人向け。粘度の高いねっちょり汗は、埃などをすべて足裏に吸い付けてしまいます。こうして雑菌まみれになった足裏は、そのままにしておくと真っ黒になるだけでなく、ニオイの原因にも。できれば小まめに洗うのがベストです。
とはいえ、私のような在宅ワーカーは小まめに洗うことができますが、外出先ではなかなか洗えませんよね(私はたまに外でも洗うんですけどね……)。そんなときはトイレでタオルを濡らし、ササっと拭き取ってみましょう。乾いたタオルでは粘度の高い足汗は拭いきれないので、濡れているのがポイント。
ちなみに制汗シートで拭くのは絶対ダメ! 足裏の雑菌とシートに含まれている香料が混ざって、数分後には猛烈な異臭を放ちます。かつて私が実践して、強烈な臭いにノックアウトされたので間違いありません。濡れタオルを持ち歩くのがめんどくさい人は、ウェットシートを使いましょう。ただし、香料入りでないものを選んで。
対策2:厚手の靴下を履く
暑いからついつい薄手の靴下を選びがちですが、足汗がヒドい人は厚手にしておいた方が絶対良いですよ。
薄手では足汗が外側までにじみ出てしまい、靴内部に潜んでいる雑菌やほこりが密着。靴を脱いだら悪臭プ〜ンなんてことに。新橋にたむろってそうなおじさんが革靴を脱いだとき、すっごく臭いときあるじゃないですか。要はアレと同じ臭いになっちゃうんです。ちなみにコレも私は経験済み。しかも足汗でブーツの靴底を腐らせたこともあります。でも安心して。厚手の靴下であれば、粘着性の高い足汗の場合、外側ににじみ出ることはありません。雑菌と触れ合うこともないので、ニオイ問題も問題ありません。
また、厚手の靴下は密着度が高いので、足裏の毛穴とピタっと密着して、足汗をかきにくくする効果も。ワキや足裏などの汗腺は、毛穴を塞いでしまっても身体的に問題にならないので、厚手靴下はかなり優秀!
対策3:中敷きを入れる!
素足にもならない、靴下も履くようなシチュエーションはない。パンスト×ヒールで1日中歩き回らなくてはいけない……。そんな人には、中敷きを使うのがオススメ。最近の中敷きには抗菌タイプもあるので、汗をかいてもニオイをカットしてくれます。
ただし、私的にはパンストであっても、直に濡れタオルで拭いた方が良いと思っています。だってパンストは乾きやすいですから。パンストからにじみ出る足汗が革靴をダメにしちゃうくらいなら、ほんの数十分の不快感に耐えた方がイイのでは? とはいえ、パンストを濡らす行為が堪え難い人もいると思いますので、一応提案しておきますね。
足汗は人から見えにくいし、ニオイも近づけなければバレないので、あまり対策をしてない人が多いと思います。でも、サンダルを脱いだとき、まるで足形を取ったような汗の跡がついていたり、足の裏の汚いカスがついてる人は要注意。人知れず、他人に不快な思いをさせているかもしれませんよ。
そんなことになる前に、まずは試してみる価値アリです!
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