【薄毛のNG習慣#1】食事をおろそかにする人が「失うもの」とは

こんにちは、神戸市垂水区にある漢方薬店「CoCo美漢方」の田中友也です。鍼灸師、国際中医専門員の資格を取り、日々、薬店と鍼灸院で皆さんの健康相談に乗っています。

 

今年も早いもので最後の1カ月を迎えました。

皆さんにとってどんな1年だったでしょうか?

コロナも少し落ち着き、後半は少しずつ日常を取り戻せたように思います。

そんな中、今年増えたなぁ。と思う相談の1つが「薄毛」。

髪の毛が薄くなった…。細くなった…。白髪が増えた…。

髪の毛のトラブルが非常に増えているように思います。

今月はそんな

「薄毛」に良くない5つの習慣

についてお話したいと思います。

 

薄毛になるNG習慣1・食事がいい加減なのは絶対ダメ、髪を失います

極端なダイエット、朝食抜き、偏った食事。これらはすべて薄毛を呼ぶ原因です。

絶食や1つの食品しか食べないような極端なダイエットは頭髪以前に身体に害があることが明らかなので論外として、朝食を抜いたり、コンビニやファストフードの頻度が高い食事を続けるのもNG。いずれも身体に行く栄養が足りなくなったり、偏ったりします。

生物学的に言えば、髪の毛は生きていくために必須の器官ではありません。したがって髪に届く栄養は減り、毛が細くなったり、パサついたり、抜けやすくなったりします。

中医学でも髪の毛のことは血の余り『血余(けつよ)』と言います。血が十分にあって、体内をスムーズに巡っていれば、髪の毛も健康に健やかに保つことができると考えているのです。

しかし、栄養不足状態では血の足りない『血虚』を招き、さらに増進もさせてしまいます。

できる限り食事は手作りし、旬の食材をとりましょう。味付けもあっさりしたものがオススメです。

ただし、そうはいっても毎日が忙しくとてもではないが無理というのもわかります。

ですからいつでも完全は目指さず、「少しでもよい状態」にしてください。コンビニのお弁当を食べる時はみそ汁をプラスする、カップ麺やファストフードで済ませる日はサラダを追加する。これだけの一工夫でもコツコツ続ければ変わります。偏りをできるだけ減らすようにしましょう!

 

>>>>次の話(12月2日配信) 「お風呂上がりのアイス」がなぜ髪の毛に悪影響なのか?

 

■著者・監修者

CoCo美漢方 田中友也
国際中医師、鍼灸師。関西学院大学を卒業後、イスクラ中医薬研修塾で中医学の基礎を学び、その後北京中医薬大学、上海中医薬大学などで本場中国の医療を研修。日本有数の漢方薬局である小島薬局漢方堂にて4年間勤務後、現在の仕事に。2018年に鍼灸師の資格も取得、。漢方、東洋医学、中医学は難しい!と思っている方もぜひご相談ください。

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